リーフィア - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

リーフィア [編集]

No.470 タイプ:くさ
通常特性:リーフガード(晴れのときに状態異常にならない)
隠れ特性:ようりょくそ(晴れのときにすばやさが2倍になる)
体重  :25.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
物理単草HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
リーフィア65110130606595525リーフガード/ようりょくそ
ゴリランダー10012590607085530しんりょく/グラスメイカー
アマージョ7212098509872510リーフガード/じょおうのいげん/スイートベール
物理受け草HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
リーフィア65110130606595525リーフガード/ようりょくそ
モジャンボ1001001251105050535ようりょくそ/リーフガード/さいせいりょく
ナットレイ74941315411620489てつのトゲ/きけんよち

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/どく/ひこう/むし
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

ブイズ:イーブイ シャワーズ サンダース ブースター エーフィ ブラッキー リーフィア グレイシア ニンフィア


イーブイの進化系、通称ブイズの一角に当たるくさタイプ。
ブイズでは唯一の物理特化型で、素早さもそれなり。晴れていればようりょくそにより多くのポケモンを抜きされる。
ただし、攻撃技のラインナップがあまり良くなく、純粋なアタッカーとしての使い勝手は今一つ。
同じ単くさにはサブウエポンが豊富で優秀な専用技・専用特性を持つゴリランダーアマージョといった厚い壁が立ちはだかる。
物理耐久指数もHPの低さからモジャンボナットレイよりも低く、特性も耐久を底上げできないので役割破壊のついでに突破されがち。
ブイズらしく、くさタイプとしてはやや風変わりなあくびやバトンタッチといった補助技を備える点を活かして採用理由を見つけたい。

剣盾では念願のやどりぎのタネを習得できるようになり、流し際に一貫した負担をかけられるようになった。
他にようりょくそと好相性のソーラーブレードを新規習得、優秀な連続技であるタネマシンガンを再習得した。
条件つきとはいえ、一致先制技としてグラススライダーも獲得。総じて一致技は強化傾向にある。
また、単くさで高物理耐久のライバルだったモジャンボがこうごうせいを喪失したため、無理に差別化する必要がなくなった。
とはいえあちらにはさいせいりょくがあり、相変わらず攻撃技のラインナップで大きく差をつけられている点は意識しておきたい。

悪いことに、はたきおとすとつばめがえしを喪失してしまい、もともと狭かった技範囲が更に狭まってしまった。
はがねへの打点としてあなをほるを再習得した他ブイズではサンダース専用だったにどげりを習得しているが、いずれも癖が強いか低威力でダイマックスでの使用が前提となる。
しかし、ダイバーン・ダイジェットのいずれも使えずダイマックスでのS上昇手段は持たないなど痒いところに手が届かない。

冠の雪原ではビリジオンカミツルギといった高種族値ポケモンが復帰している。
アタッカーとしての性能では敵わないので、独自の補助技を絡めた立ち回りが実用・差別化の両面で今まで以上に重要となる。



特性考察 [編集]

リーフガード
晴れ時のみ状態異常を防ぐ。混乱などの状態変化は防げない。
特性発動前に受けた状態異常を治す効果は無く、晴れサポートをしてまで発動させるにはメリットが薄い。
トレース対策にはなるが、状態異常を防ぐだけなら他に類似特性が多々あり、基本的にそれらの劣化であることも魅力を欠く。
ようりょくそ
隠れ特性。晴れ時に素早さ2倍。ようりょくそアタッカーもこなせるが攻撃範囲の狭さがネック。
先制あくびなどが狙いやすくなるため、耐久型にしてひでり持ちアタッカーのサポートに回るのも一考。
リーフガードが活かしづらいこともあり、基本はこちら。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
リーフブレード90(135)100急所ランク+1タイプ一致技。性能安定。
ソーラーブレード125(187)100溜め技タイプ一致技。晴れ下なら溜めなしで連発可。
タネマシンガン25(37)×2~5100-タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。
4発以上ならリーフブレードを超えるが期待値は3発。
グラススライダー70(105)100GFで優先度+1タイプ一致先制技。
ギガインパクト15090行動不能ノーマル技最大火力。ダイマックスさせるなら。
すてみタックル120100反動1/3草技とあわせて鋼以外には等倍以上。反動が痛い。
のしかかり85100麻痺30%追加効果が優秀。他のノーマル技の反動を嫌う場合にも。
でんこうせっか40100優先度+1先制技。タスキ潰しに。
じたばた20~200100-最大威力は一番。こらえるとあわせて。
シザークロス80100-対草。サザンドラにも。
アイアンテール10075防御↓30%草/フェアリーやユキノオートゲキッスに。
あなをほる80100溜め技対炎・毒・鋼。相手のダイマックスのやり過ごしにも。
にどげり30×2100-がんじょうやきあいのタスキに強いが、素の威力は低い。
主にダイマックスして使う。ダイマックス時威力80。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ウェザーボール50/100100天候で威力倍
属性変化
晴れ・雨下なら実質威力150。
変化技タイプ命中解説
やどりぎのタネ90新規習得。草タイプには無効。
つるぎのまい-攻撃を強化。ようりょくそとあわせて抜き性能の向上に。
ふるいたてる-バトン用。
のろい-攻撃・防御を補強、素早さ低下。居座って積めるが、素早さ低下が痛い。
あくび-流し技。起点作りや、交代読みで。草タイプでは唯一の習得。
あまえる100物理アタッカーを弱体化。耐久型で。
くすぐる100相手の物理面を弱化。擬似的に攻撃・防御を補強。
バトンタッチ-積み技やみがわりとあわせて。
こうごうせい-回復技。天候変化に注意。
ねがいごと-回復技。主にサポート用。
にほんばれ-特性の発動やソーラーブレード、ウェザーボールと併せて。
こらえる-じたばたやじゃくてんほけん、ゴツゴツメットとあわせて。
じゃくてんほけんの場合は先制技が必須か。
まもる-ターン稼ぎに。あくびやねがいごと、たべのこしとあわせて。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイソウゲンソーラーブレード140(210)場:GFメインウェポン。フィールド補正で2発目から威力1.3倍。
おまけで小回復+地震威力半減。
リーフブレード130(195)
タネマシンガン
ダイアタックギガインパクト150相手:S↓等倍範囲の広い技。激戦区にいるので相手S低下が生きる機会は多い。
すてみタックル140
じたばた130
ダイアースあなをほる130味方:D↑対炎電毒鋼。苦手な相手に多く刺さる。特殊耐久も補える。
ダイワームシザークロス130相手:C↓対草超悪。イオルブサザンドラに。疑似特殊耐久補強。
ダイスチルアイアンテール130味方:B↑対氷妖。物理受けに磨きをかける。
ダイナックルにどげり80味方:A↑対氷鋼。攻撃しながらの積み技として。
ダイアークはたきおとす120相手:D↓対霊超。シャンデラドラパルトに。追加効果は微妙。
はたきおとすは過去作限定技。
かみつく110
ダイウォール変化技-まもる状態フェイントで解除されないが、ダメージは受ける
相手のダイマックスターン枯らしに。
+  使用率・採用率の低い技

型考察 [編集]

物理耐久型 [編集]

特性:ようりょくそ
性格:わんぱく
努力値:H252 B252orS調整 残りB
持ち物:たべのこし/ゴツゴツメット/オボンのみ/フィラのみ/ラムのみ
確定技:やどりぎのタネ/あくび
優先技:リーフブレードorタネマシンガン/こうごうせいorねがいごと/あまえる/バトンタッチ
選択技:まもる/つるぎのまい/のろい/くすぐる/にほんばれ

高い防御から物理を受けつつねがいごとやあくび、バトンタッチによるサポートをこなす。
一致草技と回復技は勿論、他の物理受け草タイプとの差別化になるあくびも確定。
物理を流したあとの交代先に一貫して刺さり、バトンタッチと合わせれば対面操作も狙える。
今作ではやどりぎのタネを覚えたので回復と攻撃が同時に行えるように。

物理受けの役割を強めることが出来るあまえるも優先度高め。
あまえるの効果は自身が交代しても残るため、流されやすいリーフィアと相性がよく後続の補助になる点もポイント。
弱点の突かれやすさがネックだが、れいとうパンチなど4倍ピンポイントの物理技程度なら余裕を持って受けられる。
一方でだいもんじなど特殊役割破壊技は天敵なので注意。まもるがあれば様子見できるほか、ダイバーンのダメージを軽減しつつ葉緑素発動が狙える。

B特化の耐久目安はA特化カビゴンのすてみタックル、A特化カイリキーのばくれつパンチで確3。
一致弱点でもA252エースバーンのかえんボールが確2なので、対面ならあくびなど変化技を撃つ隙が作れる。

ナットレイとは地面半減・炎2倍・格闘等倍の耐性の違いと素早さの差を活かしたい。
エルフーンはコットンガードがあるがB種族値は1.5倍以上の差があり、受け出し時のダメージはリーフィアのほうが余裕を持って抑えられる。
あくびやバトンタッチの存在も他にない個性なので、上手く利用すれば差別化は十分可能。

耐久型がダイマックスを使うのはあまり得策ではないものの、リーフィアはA110S95とアタッカー気質なうえ、ダイソウゲンの追加効果で火力・耐久とも補強できる。
ダイフェアリーでミストフィールドを貼ってあくびを無効化しようとする相手にも、後攻時にグラスフィールドに張り替えてあくびを通すことができる。
相性自体はそこまで悪くないため、状況や相手次第ではダイマックスで撃ち合いに移行し、素早く遂行するのも選択肢。
具体的な仮想敵はダイホロウによるBダウンで受けが安定せず、ダイフェアリーでミストフィールドを展開してくる可能性のあるミミッキュ
ダイマックス後ならつららばりを確3に抑えられるパルシェン相手など。ダイマックス中は怯まないので王者の印型にも強い。

ようりょくそアタッカー型 [編集]

特性:ようりょくそ
性格:いじっぱりorようき
努力値:A252 CS調整 残りH
持ち物:いのちのたま/弱点半減の実/たつじんのおび/ラムのみ
確定技:リーフブレードorソーラーブレードorタネマシンガン
優先技:すてみタックル/つるぎのまい
攻撃技:アイアンテール/シザークロス/でんこうせっか/ウェザーボール/あなをほる(ダイマックス時)
補助技:あくび/バトンタッチ/にほんばれ/こうごうせい/みがわり

晴れ下で上がる素早さを活かしたアタッカー型。
ダイマックスによって、他のタイプの技でも高威力を3ターンの間出せるようになった。
とはいえ、相手を選ばずに高威力を出せるノーマル技は攻撃範囲が狭いリーフィアにとってまだまだ重要。
他のポケモンのように抜群が取れないからと言って気軽に外すわけにはいかない。

草+ノーマルで等倍範囲はそこそこ広いものの、一致技の威力が90止まりなため積まないと火力は控えめ。
また、晴れパ前提なので自然と牽制しやすいとはいえ鋼タイプには有効打が乏しい。
味方でカバーするか、あなをほるを利用するなど工夫したい。


対リーフィア [編集]

注意すべき点
高い防御とあまえる・こうごうせい・やどりぎのタネ等を活かした物理受け型と、
ようりょくそとつるぎのまい等を活かした晴れアタッカー型が存在し、判別しにくい。
対策方法
鋼への対抗手段があなをほる程度しかなく、安定して後出し可能。あくびやあまえるなどには注意。
耐久型は補助技主体なので、上からのちょうはつで機能停止。
ようりょくそ型なら、晴れで威力の上がった炎タイプの特殊技が効果的。
天候を変えてしまうのも有効だが、天候始動特性を持つポケモンのほとんどはリーフィアに弱い。
ユキノオーもシザークロスでかなり削られるうえ、炎の多い晴れパには出しにくい。

外部リンク [編集]