ダイマックス - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

ダイマックス仕様一覧 [編集]

ダイマックス並びにキョダイマックスの仕様、技の効果など。



ダイマックスの基本仕様 [編集]

  • バトル中お互いに1回だけ使用でき、効果時間は3ターン続く。
  • 控えと交代すると解除され、そのバトル中は再び使う事ができない。
  • HPが残りHP*ダイマックスレベルの増加率分だけ上昇。(端数切り捨て)
    • 解除時は残りHPが同様に除算される。
  • ひるみ状態にならない。
  • 相手を交代させる技を受けても交代されない。
    • 自主退場系の特性、道具(だっしゅつボタンなど)はその効果が発動する。
  • 重さを参照する技やきのみを奪う技を受けない。(「くさむすび」「ヘビーボンバー」「むしくい」「やきつくす」など)
  • 最大HPによってダメージが決まる効果はダイマックス前のHPを参照する。(定数ダメージ含む)
  • 持ち物の効果は一部を除いて通常通り使える。(とつげきチョッキを持ったポケモンは「ダイウォール」を使用できないが、特防は1.5倍になる)
  • 技選択を制限する技・特性の効果を受けない。こだわり系アイテムやごりむちゅうの効果はメリット・デメリットの両方が一時的になくなる。
  • 発動に条件の付随する技が元になっていても、その条件を無視して発動できる。
  • 一撃必殺技を受けない。
  • 「みちづれ」の効果でひんしにならない。
  • 「ほろびのうた」はマックスレイドバトルのみ効果がない。通常のバトルではダイマックス中でも効果がある。
  • ダイマックス時に自分の場のみがわりが消える。解除後もみがわりは戻らず、消費したHPも回復しない。
  • ザシアンザマゼンタムゲンダイナはダイマックスできない。
    ムゲンダイナのムゲンダイマックスは使用不可。
  • ダイマックス中に使える技がなくなると「わるあがき」を使い、反動で1/8ダメージを受ける。「わるあがき」はダイマックス技にならない。

ダイマックスレベル [編集]

ダイマックスレベルはダイマックス時のHP上昇値に関係し、このレベルに応じて最大HPと残りHPが増える。
通常のHP上限は999だが、ダイマックス中は上限が1000を超える。ただし、ヌケニンのみHPが一切変動しない。
ダイマックスレベルはマックスレイドバトルの報酬で得られるダイマックスアメを使用して上げる事ができる。

ダイマックスレベルHP増加倍率
01.50
11.55
21.60
31.65
41.70
51.75
61.80
71.85
81.90
91.95
102.00

ダイマックス時HP=通常時HP*(1.5+0.05*ダイマックスレベル)

ダイマックス技 [編集]

一般 [編集]

  • ダイマックス前の元の技のタイプのみ継承し、威力や効果はダイマックス技共通のものに変化する。
  • タイプに関わらず、全ての変化技はノーマルタイプの「ダイウォール」になる。
  • 命中率は無く、全ての技が必中になる。
  • PPや分類はダイマックス前の技に準拠する。
  • 物理・特殊に関わらず非接触技になる。
  • ダイマックス技はまもる状態でも防ぎきれず、元のダメージの1/4を受ける。ただし、「ダイウォール」ならダイマックス技も完全に防ぐ事ができる。
    • フェイントは防ぎきれずにダメージを受けるが、ダイウォール自体は解除されない。
  • ダイマックス技に伴う追加効果はシステム上の追加効果とは性質が異なっている。
    • 特性ちからずくの効果は発動しない。(威力が上がらず、追加効果が発動する)
    • 特性りんぷんの効果は発動しない。(被ダメージ時に追加効果が発動する)
    • 追加効果はみがわりを貫通する。
  • ダイマックス技に伴う追加効果はダメージを与えられれば必ず発動する。
    • 「まもる」や「キングシールド」などでダメージを抑えた場合も追加効果が発動する。
    • 特性ばけのかわで受けても追加効果が発動する。
    • タイプ相性、特性による無効化、「ダイウォール」での防御は追加効果を発動しない。
  • 特性○○スキンは威力は上がらずタイプ変化のみ影響を受ける。(フェアリースキンのポケモンが使う「ダイアタック」は「ダイフェアリー」に変わる)
  • 特性はりきりは命中低下の効果が無くなり、攻撃力補正だけが発揮される。
  • ダイマックス技を「まねっこ」してもダイマックス技にはならず、そのダイマックス技の元になった技が発動する。

ダブルバトルのみ [編集]

  • 能力が変化するダイマックス技は、味方orもう片方の敵にも効果が発動する。
  • 相手2体もしくは全体攻撃技は対象が単体に変更される。
  • ダイマックス技or「ダイマックスほう」の「さいはい」は失敗する。
  • 「ダイアタック」や「ダイジェット」による素早さ変化、「ダイバーン」等で天候orフィールドが変化した場合
    行動順の変更は次のターンからではなく、そのターンまだ行動していない残りのポケモンに即座に適用される。ダイマックス技に限らず。

技一覧 [編集]

ダイマックス技タイプ効果主な使用感
ダイアタックノーマル相手の素早さを一段階下げる。対スカーフor高速アタッカー、ダブルでこごえるかぜ相当。
トリパミラーで難あり。
ダイバーンほのお天候をひざしがつよいにする。炎技火力アップ、対水耐性、ようりょくその発動。
天候上書き。
ダイストリームみず天候をあめにする。水技火力アップ、かみなり・ぼうふうの必中化、対炎耐性、すいすいの発動。
天候上書き。
ダイサンダーでんきフィールドをエレキフィールドにする。電気技火力アップ、対眠り。フィールド上書き。
ダイソウゲンくさフィールドをグラスフィールドにする。草技火力アップ、一部地面技耐性、少量回復。フィールド上書き。
ダイアイスこおり天候をあられにする。ふぶきの必中化、定数ダメージ、
アイスフェイスの復活、ゆきかきアイスボディの発動。
天候上書き。
ダイナックルかくとう攻撃を一段階上げる。威力の高いグロウパンチ相当。追加効果に伴い元技から威力減も。
特殊アタッカーと噛み合わず。
ダイアシッドどく特攻を一段階上げる。必ず発動の毒チャージビーム相当。追加効果に伴い元技から威力減も。
物理アタッカーと噛み合わず。
ダイアースじめん特防を一段階上げる。対特殊アタッカー性能アップ。
ダイジェットひこう素早さを一段階上げる。対スカーフor高速アタッカー、抜き性能アップ。トリパで難あり。
ダイサイコエスパーフィールドをサイコフィールドにする。超技火力アップ、対先制技。フィールド上書き。
ダイワームむし相手の特攻を一段階下げる。対特殊火力、疑似特殊耐久アップ。
ダイロックいわ天候をすなあらしにする。岩タイプの特殊耐久アップ、定数ダメージ、すなかきの発動。
天候上書き。
ダイホロウゴースト相手の防御を一段階下げる。対物理耐久、疑似火力アップ。特殊アタッカーと噛み合わず。
ダイドラグーンドラゴン相手の攻撃を一段階下げる。対物理火力、疑似物理耐久アップ。
ダイアークあく相手の特防を一段階下げる。対特殊耐久、疑似火力アップ。物理アタッカーと噛み合わず。
ダイスチルはがね防御を一段階上げる。対物理アタッカー性能アップ。
ダイフェアリーフェアリーフィールドをミストフィールドにする。龍火力半減、耐状態異常。フィールド上書き。
ダイウォールノーマルダイマックス技も完全に防げる。
ただし守り状態を無視する技は貫通する。
ほぼ確実にターンを稼げる。
「フェイント」「ゴーストダイブ」の守りを解除する効果も受けない。

ダイマックス技の威力 [編集]

ダイマックス技の威力はダイマックス前の元の技の威力に応じて決まる。
ダイマックス技の追加効果によって自身の攻撃や特攻を上げられるかくとうタイプとどくタイプは、他のタイプと比較して威力が低くなっている。
第七世代のZワザ同様、条件付きで威力が増加する技は通常時の威力が基準となる。

  • 通常の技
    元の技の威力ダイマックス技の威力
    基本のタイプかくとう/どくタイプ
    10~409070
    45~5010075
    55~6011080
    65~7012085
    75~10013090
    110~14014095
    150~250150100
  • 攻撃方法が特殊な技は以下に記載
    連続技ダイマックス技の威力
    つっぱり70
    トリプルキック80
    にどげり
    おうふくビンタ90
    みずしゅりけん
    ダブルニードル100
    ふくろだたき
    みだれひっかき
    れんぞくパンチ
    ダブルアタック120
    とげキャノン
    ギアソーサー130
    スイープビンタ
    すいりゅうれんだ
    スケイルショット
    タネマシンガン
    ダブルウイング
    ダブルチョップ
    つららばり
    ドラゴンアロー
    ボーンラッシュ
    ミサイルばり
    ロックブラスト
    ダブルパンツァー140
    トリプルアクセル
    威力が変動する技ダイマックス技の威力
    きしかいせい100
    けたぐり
    なげつける
    はきだす
    プレゼント
    じたばた130
    くさむすび
    エレキボール
    ジャイロボール
    ヒートスタンプ
    ヘビーボンバー
    固定ダメージ技ダイマックス技の威力
    カウンター75
    ちきゅうなげ
    サイコウェーブ100
    ナイトヘッド
    いのちがけ
    ミラーコート
    メタルバースト
    しぜんのいかり
    じわれ130
    ぜったいれいど
    つのドリル
    ハサミギロチン
    いかりのまえば
    がむしゃら
    その他ダイマックス技の威力
    マルチアタック95
    アシストパワー130
    つけあがる
    ウェザーボール
    だいちのはどう
    ダイマックスほう140
    ライジングボルト

キョダイマックス [編集]

一部のポケモン、その中でもキョダイマックス仕様のポケモンのみがキョダイマックスする事ができる。
キョダイマックス時は特定のタイプ技がキョダイマックス技になり、通常のダイマックス技と異なる効果が発動する。
通常のダイマックス技以上にダブルバトル向けの効果を持つ技が多く、単独では大きく恩恵を得られないものが多い。
威力はダイマックス技と同じであり、ダイマックス技同様かくとうタイプとどくタイプのキョダイマックス技は威力が低い。
キョダイマックスポケモンはランクバトルや特殊ルールのレギュレーションによっては使用不可になる場合がある。
なお、「へんしん」やかわりものでキョダイマックスポケモンをコピーしても、キョダイマックスできず通常のダイマックスとなる。
追加DLC第1弾「鎧の孤島」で追加された要素である「ダイスープ」(要ダイキノコ3個、ウーラオスは更にダイミツが1個必要)を使用すると、通常個体とキョダイマックス個体を自由に変更できるようになった。なお、メルメタル及びサトシのキャップを被ったピカチュウにはダイスープを与えることができない。

ポケモンキョダイマックス技技タイプ効果
フシギバナキョダイベンタツくさ4ターンの間、くさタイプ以外の相手ポケモン全員にターン終了時最大HPの1/6ダメージを与える。
リザードンキョダイゴクエンほのお4ターンの間、ほのおタイプ以外の相手ポケモン全員にターン終了時最大HPの1/6ダメージを与える。
カメックスキョダイホウゲキみず4ターンの間、みずタイプ以外の相手ポケモン全員にターン終了時最大HPの1/6ダメージを与える。
バタフリーキョダイコワクむし相手全員をどく・まひ・ねむりのいずれかの状態異常にする。
ピカチュウキョダイバンライでんき相手全員をまひ状態にする。じめんタイプもまひ状態にできる。
ニャースキョダイコバンノーマル相手全員をこんらん状態にする。お金を貰える効果は通信対戦やバトルタワーでは発生しない。
キングラーキョダイホウマツみず相手全員の素早さを2段階下げる。
ゲンガーキョダイゲンエイゴースト相手全員を交代できなくする。
カイリキーキョダイシンゲキかくとう自分と味方の急所ランクを1段階上げる。
ラプラスキョダイセンリツこおり味方の場をオーロラベール状態にする。天候があられ以外でも発動する。
イーブイキョダイホーヨーノーマル異性の相手全員をメロメロ状態にする。
カビゴンキョダイサイセイノーマル自分と味方が使用したきのみを50%の確率で再生させる。
ダストダスキョダイシュウキどく相手全員をどく状態にする。
メルメタルキョダイユウゲキはがね相手全員をいちゃもん状態にする。
ゴリランダーキョダイコランダくさ元の技に関係なく威力が160になる。相手の特性を無視して攻撃する。
エースバーンキョダイカキュウほのお元の技に関係なく威力が160になる。相手の特性を無視して攻撃する。
インテレオンキョダイソゲキみず元の技に関係なく威力が160になる。相手の特性を無視して攻撃する。
アーマーガアキョダイフウゲキひこう壁・罠・フィールドを消滅させる。
イオルブキョダイテンドウエスパー場を重力状態にする。
カジリガメキョダイガンジンみず相手の場にステルスロックを設置する。
セキタンザンキョダイフンセキいわ4ターンの間、いわタイプ以外の相手ポケモン全員にターン終了時最大HPの1/6ダメージを与える。
アップリューキョダイサンゲキくさ相手全体の回避率を1段階下げる。
タルップルキョダイカンロくさ自分と味方の状態異常を回復する。
サダイジャキョダイサジンじめん相手全体にすなじごくと同じ効果。
ストリンダーキョダイカンデンでんき相手全体をまひ、もしくはどく状態にする。ダブルでは技を受けなかった相方のじめんタイプもまひ状態にできる。
マルヤクデキョダイヒャッカほのお相手全体にほのおのうずと同じ効果。
ブリムオンキョダイテンバツフェアリー相手全員をこんらん状態にする。
オーロンゲキョダイスイマあく50%の確率で相手1体の眠気を誘う(あくび状態にする)。
マホイップキョダイダンエンフェアリー自分と味方のHPを最大HPの1/6回復する。
ダイオウドウキョダイコウジンはがね相手の場にキョダイコウジンを設置する。場に出た時にはがねタイプとの相性に応じたダメージを与える。
ジュラルドンキョダイゲンスイドラゴン相手全員が最後に使用した技のPPを2減らす。
ウーラオス(一撃の型)キョダイイチゲキあくダイウォールを含む守り状態を無視して攻撃する。
ウーラオス(連撃の型)キョダイレンゲキみずダイウォールを含む守り状態を無視して攻撃する。

ダイマックスの利点・欠点 [編集]

プラス要素 [編集]

  • HP上昇による耐久力の向上。
  • 技の威力上昇による攻撃性能の向上。
  • 技の追加効果によって、攻撃しつつ能力や天候・フィールドを操作できる。
  • 命中の概念が無いため、技を外すリスクが少ない。(相手が「そらをとぶ」などでフィールドにいない場合は失敗する)
  • こだわり系アイテムを一時的に解除して技を選択できる。
  • 定数ダメージはダイマックス前のHPで計算を行うため、「いかりのまえば」やいのちのたまなどのダメージを軽減できる。
  • 全ての技が非接触になるので、ゴツゴツメットのダメージを受けず、接触技に対する特性の効果を発揮されない。
  • 一部の攻撃技や変化技を無効にできる。

マイナス要素 [編集]

  • かくとう、どくタイプは元の技よりダイマックス技の威力が低くなる場合がある。
  • ダイマックスの基本仕様の影響により、特性が実質無効になる場合がある。
    • 「スキルリンク」や「てつのこぶし」、「すてみ」などの特定の技に効果のある特性が適用されなくなる。
    • 全ての技が非接触になるので、「かたいツメ」などの特性が適用されなくなる。
    • ダイマックス技の追加効果は通常の技の仕様と異なるため、特性「ちからずく」が適用されなくなる。
    • スキン系特性の威力上昇効果がなくなる(タイプは特性に沿ったタイプに変化する)。
    • 他「ごりむちゅう」や「ヘビィメタル」、「きゅうばん」、「ふくつのこころ」等のいくつかの特性が実質特性無しと同義になる。
  • 変化技が全て「ダイウォール」になってしまうため、積み技や状態異常技、回復技などが使用できない。
  • 先制技の効果が失われるため、素早さによる縛りを受けやすい。
  • こだわり系アイテムの効果が失われるため、一時的に火力や素早さが下がる。
  • ダイマックス前に出した自分の「みがわり」はダイマックス時に消えてしまう。
  • 「きょじゅうざん」「きょじゅうだん」「ダイマックスほう」の被ダメージが2倍になる。
  • 「たべのこし」や回復きのみ等のHP定数回復の効果もダイマックス前のHPで計算を行うため、回復量が実質半分になる。