ガメノデス - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

ガメノデス [編集]

No.689 タイプ:いわ/みず
通常特性:かたいツメ(直接攻撃の威力が1.3倍になる)
     スナイパー(相手の急所に当たった時、威力が2.25倍になる)
隠れ特性:わるいてぐせ(自分が道具を持っていない時、直接攻撃を受けた相手から道具を盗む)
体重  :96.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)

ばつぐん(4倍)くさ
ばつぐん(2倍)でんき/かくとう/じめん
いまひとつ(1/2)ノーマル/こおり/どく/ひこう
いまひとつ(1/4)ほのお
こうかなし---

物理主体のいわ×みず。合計種族値は同複合では最も高く、比較的バランスの良い配分。
攻撃種族値は105とそこまで高くないものの、かたいツメとからをやぶるにより数値以上の火力を発揮できる。
からをやぶる使いの中では高めの素早さを持つのもポイントで、メジャーどころではパルシェンポットデス(共にS70)に次ぐ。
サブウェポンも豊富だがみず技との補完に優れるこおりタイプの物理技は習得できない。

耐久値は悪くないものの4倍弱点があり、2倍弱点も採用率が高いので役割破壊を受けやすい。
一応めざめるパワーの廃止により、予想外のくさ技が飛んでくることは減った。
また、念願の連続技であるロックブラストを獲得。からをやぶる型の突破力が大きく上昇した。
一方でつばめがえし、どくどくは喪失。素早さは相変わらずからをやぶるに頼ることになる。

第八世代では同複合にカジリガメが登場。更に冠の雪原で一気に同複合が多数復帰した。
オムスターアバゴーラはからをやぶるを習得する点も一致する。
素の素早さはガメノデスが上回るが両者ともすいすいにより補完できる他、アバゴーラはがんじょうを盾に強引に積むことも可能。
尤も、前者は特殊アタッカーであり、後者にも直接攻撃の火力で上回る。差別化は比較的容易だろう。
ただし前述の通りこおりの物理技を覚えないので、同時に大量に復帰したこおり4倍相手は得意でない。



特性考察 [編集]

かたいツメ
メイン技であるアクアブレイク、およびサブウェポンを強化。
岩技には補正がかからないものの、シンプルにアタッカーとして有効な特性。
他2つが少々扱いづらいこともあり、基本はこれを選択。ただし、ダイマックス技は適用外。
スナイパー
急所にあたりやすい技はある程度揃っているが、きあいだめを覚えない。
単騎で確定急所を狙えないので確実性が低く、恒久的な火力増強になるかたいツメと比べ汎用性で劣る。
ただしダイマックス前提の場合、かたいツメは実質特性無しになるので第七世代よりは採用意義はある。
※スナイパー急所型はノートにあります。
わるいてぐせ
隠れ特性。直接攻撃を受けたときに相手の持ち物を奪う。
効果自体は悪くないが、持ち物を持っていない状態でかつ受動的な発動条件から使いづらい。
ダイマックス技が非接触なのも厄介で、他の特性より優先する具体的な理由に欠ける。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
<ツメ>
命中効果解説
アクアブレイク85(127)
<165>
100防御↓20%タイプ一致技。技レコード。
シェルブレード75(112)
<145>
95防御↓50%タイプ一致技。追加効果の発生率が高い。
ストーンエッジ100(150)80急所ランク+1タイプ一致技。高威力・命中難。
いわなだれ75(112)90怯み30%タイプ一致技。素早さを上げれば怯みも狙える。
ロックブラスト25(37)*2~590-タイプ一致技。連続攻撃、期待値は3発。
ばかぢから120
<156>
100攻撃・防御↓対鋼。能力低下が痛い。
クロスチョップ100
<130>
80急所ランク+1対鋼。高威力・命中難。
けたぐり20~120
<32~156>
100-対鋼。威力不安定。最大でもばかぢからと同等。
相手のダイマックスに無効。自身のダイマックス時は格闘最大火力。
かわらわり75
<97>
100壁破壊対壁構築。
じしん100100-対鋼。岩技と相性がよいが、水技と範囲が被る。
あなをほる80
<104>
100溜め技ダイマックス枯らしに。
かたいツメで一応じしんよりもわずかに威力が高い。
ドラゴンクロー80
<104>
100-対ドラゴン。
どくづき80
<104>
100毒30%対草。フェアリーにも抜群。
シザークロス80
<104>
100-対草。エスパー・悪にも抜群。
シャドークロー70
<91>
100急所ランク+1等倍範囲は広い。
つじぎり70
<91>
100急所ランク+1等倍範囲は広い。
からげんき70/140
<91/182>
100状態異常時
威力2倍
やけど対策。かたいツメのおかげで高火力。
ギガインパクト150
<195>
90-最高火力。デメリットが痛い。
特殊技タイプ威力
<ツメ>
命中効果解説
ふぶき11070凍り10%対草・ドラゴン。からをやぶる前提。4倍ピンポイント。
れいとうビーム90100凍り10%同上。火力は下がるが命中安定。
くさむすび20~120
<26~156>
100相手体重準拠特殊技だがかたいツメ適用技。重い水タイプに有効。
ダイマックスには無効化されるので注意。
変化技タイプ命中備考
からをやぶる-攻撃・特攻・素早さを強化。ガメノデスの核となる技。
つめとぎ-攻撃・命中強化。岩技やふぶきが当てやすくなる。
すりかえ100こだわりスカーフとあわせて。
ちょうはつ100補助技対策。遅いので使いにくい。
ステルスロック-スカーフ型なら素早く撒けるほか、交代読みで使えればおいしい。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス状態ではかたいツメの補正を受けられなくなるので注意。

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイロックストーンエッジ
いわなだれ
ロックブラスト
130(195)天候:砂嵐一致技。砂嵐で相手のタスキ潰しも。
砂嵐での特防アップも嬉しい。
ダイストリームと反目する追加効果。
がんせきふうじ110(165)
ダイストリームアクアブレイク
シェルブレード
130(195)天候:雨一致技。雨で水技威力1.5倍。
ダイロックと反目する追加効果。
ダイアースじしん
あなをほる
130味方:D↑対鋼電。岩技との補完に優れる。
追加効果で特防上昇。
ダイナックルけたぐり100味方:A↑対鋼悪。岩技との補完に優れる。
追加効果で攻撃上昇できるが威力は低め。
ばかぢから95
クロスチョップ
かわらわり
90
ダイワームシザークロス130相手:C↓対草悪。草への最高打点。疑似特殊耐久強化。
ダイアシッドどくづき90味方:C↑対草妖。威力が低く使いづらい。追加効果も活かしにくい。
ダイアイスふぶき140天候:霰対草竜。特殊技のみ。4倍ピンポイント。
ダイストリームやダイロックと相性が悪い。
れいとうビーム130
ダイホロウシャドークロー120相手:B↓対霊超。基本はこちら。
ダイアークつじぎり120相手:D↓対霊超。無に透かされたくないなら。
ダイドラグーンドラゴンクロー130相手:A↓対竜。先制で疑似物理耐久強化。
ダイアタックギガインパクト150相手:S↓追加効果は生きる機会は多いが、技スペースが厳しめ。
ロケットずつき140
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスの終了を狙う。

型考察 [編集]

からをやぶる型 [編集]

特性:かたいツメ
性格:いじっぱり(推奨)orようき
努力値:A252 S調整 余り耐久
持ち物:きあいのタスキ/ラムのみ/半減きのみ/しろいハーブ
確定技:からをやぶる/アクアブレイク
優先技:ストーンエッジorいわなだれorロックブラスト/けたぐりorクロスチョップ
攻撃技:じしん/つじぎりorシャドークロー/どくづき

優秀な特性とからをやぶるをあわせて全抜きを狙う積みエース。
準速の場合からをやぶる後のS実数値は240(最速スカーフ95族-1)、最速で264(最速スカーフ108族と同速)となる。

からをやぶる後の火力はA特化かたいツメアクアブレイクでB特化アーマーガアをオボン込み高乱数2、
ストーンエッジで無振りパッチラゴン確定1。
特性と積み技のおかげでメインウェポンの火力は十分なため、持ち物は役割破壊を防ぐきあいのタスキが使いやすい。

格闘技は一番の仮想敵であるナットレイに対しけたぐりが威力100。
それ以外の相手にはメインウェポンでほぼ一貫が取れるため、基本はクロスチョップより命中安定のけたぐりを推奨。

  • 第八世代ではダイマックス状態の敵にけたぐりが無効となったため、それを意識するならクロスチョップか。もっともナットレイがダイマックスすることはあまりないが。

スカーフ型 [編集]

特性:かたいツメ
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:ストーンエッジorいわなだれ/アクアブレイク
攻撃技:ばかぢからorけたぐりorクロスチョップ/じしん/つじぎりorシャドークロー/どくづき
補助技:すりかえ

からをやぶる前提に立ち回ってきた相手に対して奇襲し、押し切る。
最速スカーフで最速128族相当、準速では最速112族相当。
すりかえはスカーフ定番の技、からをやぶるの印象が強いせいか耐久型に決まりやすい。

型サンプル
性格 :ようき
努力値:AS252
技構成:ストーンエッジ/アクアブレイク/クロスチョップ/すりかえ

相手はまずからをやぶる警戒で動くので、読まれにくく動きやすい。
無振りでもそこそこあるBのおかげで、サイクル戦で登場⇒スカーフ奇襲の流れが決まりやすい。
すりかえは完全に好みだが、ほぼ読まれないため使う機会は多い。

対ガメノデス [編集]

注意すべき点
高めの攻撃種族値に加え、特性かたいツメ、積み技からをやぶるを持つ。
からをやぶる使いの中ではポットデスパルシェンに次いで速く、
攻撃範囲も広いため、積まれると手が付けられなくなる恐れがある。
対策方法
草4倍。その他の弱点もメジャー。特殊耐久は低めなので特殊技なら楽に落とせる。
おにびやでんじは等の状態異常技、タスキ潰しの先制技や連続技も有効。特にタネマシンガンにめっぽう弱い。
ちょうはつすれば殻を破るを封じられるが、スカーフ型もそこそこいるので注意しよう。

外部リンク [編集]