レジスチル - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

レジスチル [編集]

No.379 タイプ:はがね
通常特性:クリアボディ(相手に能力を下げられない)
隠れ特性:ライトメタル(体重が半分になる)
体重  :205.0Kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
     102.5Kg(ライトメタルの時:けたぐり・くさむすびの威力100)
単鋼HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
レジスチル80751507515050580クリアボディ/ライトメタル
ギギギアル60100115708590520プラス/マイナス/クリアボディ
ダイオウドウ12213069806930500ちからずく/ヘヴィメタル
ニャイキング70110100506050440カブトアーマー/かたいツメ/はがねのせいしん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/かくとう/じめん
いまひとつ(1/2)ノーマル/くさ/こおり/ひこう/エスパー/むし/いわ/ドラゴン/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)---
こうかなしどく

レジ系のはがね枠。そこそこのHPに高い防御・特防を兼ね備え、その耐久指数はクレセリアに比肩する程。
更に単はがねの強みとして弱点3、半減10、無効1と強烈な耐性を誇る点も魅力。
どくどく無効も相まって、生半可なアタッカーでの突破は困難を極めるが、回復技がねむるしか無く、耐性もメジャーどころが弱点である都合上、
純粋な耐久型よりもその耐久を活かしたアタッカー、或いはサポーターが主な役割となる。

そして問題は攻撃性能の低さ。攻撃・特攻に均等に割り振ったために火力不足が拭いきれず、
またはがねタイプは攻撃タイプとして優秀と言い難く、ジャイロボールやメタルバーストも習得できない。
『耐えられるが倒せない』ことが多くなりがちで、起点にされないように状態異常や自主退場を上手く使う必要が出る。

第八世代ではボディプレス、アイアンローラー、てっていこうせん、メテオビームを習得。
ボディプレスは高い防御を活用できるかくとう技で、種族値に沿った優秀なサブウェポン。
てっぺきとの相性も良く、一致技を差し置いてメインウェポンとして採用することも可能に。
アイアンローラー、てっていこうせんは条件があったり反動があるが威力が高い。
後者は高い耐久を削ってしまうが、場を作った後に負担をかけながら自主退場出来るので十分選択肢。
全体的に癖が強いが、レジスチルとの相性は決して悪くない技を獲得している。

一方でメイン火力源だったどくどくが剥奪。耐久型同士ではジリ貧になりやすくなった。
だいばくはつは引き続きレベルで覚える為、自主退場手段については問題なし。



特性考察 [編集]

クリアボディ
能力低下により突破を狙う相手に強く出られる。ライトメタルが限定的過ぎるのもあり基本こちら。
積み技もそれなりに習得し、対面を選べば要塞化するのも難しくは無い。
かたやぶりに貫通され、くろいきりによるリセットは防げないのも忘れずに。
ライトメタル
隠れ特性。くさむすびは元々半減。けたぐりの威力は20下がるが、そもそも体重依存技の需要は低下気味。
トレース対策にもなるとはいえ、汎用性の高いクリアボディを捨ててまで得るほどではない。
ポケモンバンクを介した過去のキャンペーン限定(厳選不可)だったが、今作よりとくせいパッチで変更可能になり、ポケモンHOMEのアップデート後はBDSPのハマナスパークで捕獲して転送することも可能になった。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
アイアンヘッド80(120)100怯み30%タイプ一致技。でんじはとあわせて。ジャイロボールは覚えない。
アイアンローラー130(195)100フィールド破壊タイプ一致技。ミストフィールドを解除しつつ電磁波を撒ける。
一方で、グラスフィールドの様に相性の良いものも解除するのは注意。
れいとうパンチ75100凍り10%ボーマンダガブリアスランドロスに。鋼技と半減範囲が被る。
いわなだれ7590怯み30%対炎。リザードンウルガモスに。ストーンエッジは覚えない。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%対炎。威力は控えめだがサポートも兼ねた攻撃。
じしん100100--対炎・電気・鋼。鋼技との相性補完に優れる。
ばかぢから120100攻撃・防御↓対鋼。撃ち逃げ用。
火力はB特化ボディプレス>A特化ばかぢから>無補正B振りボディプレス。
ボディプレス80100防御の値で計算レジスチルの種族値なら扱いやすい。てっぺきと合わせてさらに火力が出る。
アームハンマー10090素早↓A特化アムハンと無振りボディプレスで火力指数にほぼ差がない。
Sダウンを活かすなら。
だいばくはつ250100自分瀕死サポート後の退場に。
特殊技タイプ威力命中効果解説
てっていこうせん140(210)95HP半分減少タイプ一致技。特殊最高火力。ステロ後の自主退場用。
ラスターカノン80(120)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
10まんボルト90100麻痺10%対水。電気には半減、地面には無効。
かみなり11070麻痺30%雨やダイマックスや空振り保険とあわせて。
チャージビーム5090特攻↑70%積み技感覚で。命中率・追加効果発生率ともに不安。
きあいだま12070特防↓10%対鋼。高威力・命中不安。
げんしのちから60100全能力↑10%対炎。威力・追加効果発生率ともに低いので、じゃくてんほけん前提か。
メテオビーム12090溜め技
C↑
パワフルハーブやダイマックス前提。
変化技タイプ命中解説
でんじは90アイアンヘッドとあわせて。電気や地面、ひらいしん等には無効。
ステルスロック--サポート用。だいばくはつで退場可能。
てっぺき--防御を強化。物理に滅法強くなる。
ドわすれ--特防を強化。特殊に滅法強くなる。
のろい--攻撃・防御を補強。素早さ低下のデメリットは小さい。
ねむる--状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイスチルアイアンローラー140(210)味方:B↑一致技。追加効果が優秀。
ただし2つの技の問題は通常時の使いづらさ。
てっていこうせん
アイアンヘッド130(195)やや威力は下がるが通常時の使い勝手が良い。
ラスターカノン
ダイアースじしん130味方:D↑でんきはがね。範囲・追加効果ともに優秀。
特殊技は覚えない。
ダイサンダーかみなり140場:EFみず。催眠対策にも。
でんじほう
10まんボルト130
かみなりパンチ
ダイアイスれいとうパンチ130天候:霰抜群範囲が優秀だが半減範囲は一致技と被り気味。スリップダメージに注意。
ダイナックルばかぢから95味方:A↑はがね。ばかぢから・きあいだま・アームハンマーは元技より威力は下がる。
物理型では攻撃しながら積みたい場合の選択肢。
特殊型ではきあいだまの命中難解消になる。
きあいだま
アームハンマー90
ボディプレス
かわらわり
ダイロックメテオビーム140天候:砂嵐ほのお。砂嵐でスリップダメージを稼ぐ。
いわなだれ130
ダイアタックだいばくはつ150相手:S↓使っても抜ける相手はあまりいないが、等倍範囲や威力は優れている。
はかいこうせん
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン枯らしに。

型考察 [編集]

てっぺきボディプレス型 [編集]

特性:クリアボディ
性格:わんぱく/しんちょう/のんき/なまいき
努力値:H252 BD調整
持ち物:たべのこし/ラムのみ/カゴのみ
確定技:てっぺき/ボディプレス
攻撃技:アイアンヘッドorラスターカノン/れいとうパンチ/じしん/だいばくはつorてっていこうせん
変化技:でんじは/まもる/みがわり/ドわすれ/ねむる/ステルスロック

高耐久・良耐性を活かしててっぺきを積み火力+耐久を同時に上げる型。
優秀な積み技を持つほか、どくどく・クリアスモッグ無効な点も優秀。
ステルスロックやでんじはなどでサイクルに負荷を与えることもできる。

苦手なアタッカーを処理した終盤に積んで要塞化し、相手パーティの有効打を無くして詰ませる動きが理想。

とにかく火力がないため、負荷を掛けやすいてっぺき+ボディプレスは確定。
ドわすれがあれば両受け、ねむるがあれば耐久しやすくなる。この2つはアイアンヘッドに次いで使用率が高い。
しかし全て採用すると攻撃技が格闘のみになり霊相手に何も出来ないが、
最メジャー霊のミミッキュには鋼技+てっぺきで上がった物理耐久で有利を取れる。(2021/01/17時点でアイアンヘッドの採用率:45.70%)
このあたりはパーティーに合わせて適切な技を採用すること。

ステルスロックの使用率が17.30%とそこまで高くなく優先技というほどでもないので移動。

弱点保険アタッカー型 [編集]

特性:クリアボディ
性格:いじっぱり/ゆうかん/れいせい
努力値:HA252 or HC252
持ち物:じゃくてんほけん
一致技:アイアンヘッドorラスターカノンorヘビーボンバーorアイアンローラーorてっていこうせん
優先技:じしん
選択技:れいとうパンチ/アームハンマーorかわらわり/いわなだれ/10まんボルトorかみなり/きあいだま
変化技:みがわり/ねむる

高い耐久をダイマックスで更に高め、じゃくてんほけん発動を狙うアタッカー型。
一致鋼技+じしんをダイマックス技化することで物理・特殊耐久が更に高まるため、
相手は弱点技を使わないと突破出来ない状況に持ち込める。
ただし、じゃくてんほけん発動前はとにかく火力不足。
弱点を的確に付いたり、AC同値+じゃくてんほけん前提を活かして両刀にしたりと、少しでも火力を補っていきたい。

ヘビーボンバーはダイマや重い相手に通らない。
しかし、元々一致等倍を押し付けていけるような火力では無いので、割り切って条件付きでも高威力技を採用するのも手。
アイアンローラーやてっていこうせんはダイマックス前提。

アタッカーとして運用するなら、メタグロスとの差別化に注意。
同じ高耐久鋼であり技範囲も似通っているが、火力には雲泥の差がある。
レジスチルの優位点としては特殊耐久のおかげで特殊技を起点にしやすい点。
また高威力の特殊電気技を持つため、両刀型での技範囲は広め。


対レジスチル [編集]

注意すべき点
物理・特殊ともに高水準の耐久を持ち、単鋼なのでどくどく無効をはじめ耐性も優秀。
てっぺきやドわすれを積まれると要塞と化し、突破が非常に困難となる。
クリアボディにより能力低下に対する耐性も持つ。
火力は低めだが技レパートリーが豊富なので、予期せぬ技で弱点を突かれることも。
ちょうはつやほえるといった起点回避技はないものの、だいばくはつで自主退場も出来る。
対策方法
攻撃性能が低いので、弱点を突かれないならちょうはつ安定。
状態異常技にはみがわり、要塞化にはくろいきりやほえる、ほろびのうた、ゴーストによるのろい、一撃必殺。
ただし時間をかけすぎるとてっぺき+ボディプレスが飛んでくるので早めに遂行したい。
うまくバシャーモルカリオなど弱点をつけるエースで対面状況を作れば、逆に積み起点にできる場合もある。

外部リンク [編集]