パンプジン - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

パンプジン [編集]

No.711 タイプ:ゴースト/くさ
通常特性:ものひろい(毎ターン終了時に、そのターンに自分以外が消費した道具を拾って自分のものにする)
     おみとおし(自分が場に出た時、相手の持ち物がわかる)
隠れ特性:ふみん(ねむらない)
小さいサイズ:9.5kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
普通のサイズ:12.5kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
大きいサイズ:14.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
特大サイズ:39.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
サイズHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
小さいサイズ5585122587599494ものひろい/おみとおし/ふみん
普通のサイズ6590122587584
大きいサイズ7595122587569
特大サイズ85100122587554
草/霊HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
特大サイズ85100122587554494ものひろい/おみとおし/ふみん
オーロット8511076658256474しぜんかいふく/おみとおし/しゅうかく
ダダリン70131100869040517はがねつかい
ジュナイパー781077510010070530しんりょく/えんかく

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/ひこう/こおり/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなしノーマル/かくとう

ゴースト×くさ複合の一体。サイズによって種族値が変化するが、物理耐久が高めなのは変わらない。
サイズが大きくなるほどHPと攻撃が上昇、素早さが低下し、役割に応じて適したサイズが変わる。
無効タイプ2つ、粉技無効、おにび習得など、物理受けとしてポテンシャルが高い。

くさタイプとしては珍しく、ほのお技を複数習得。ただし特攻は低いのであくまで役割破壊としての採用になる。
第八世代ではふういん、パワーウィップ、ポルターガイスト、グラススライダーを獲得。一致技の最高火力を更新。
積み技としてわるだくみ、特殊技にムーンフォース、マジカルフレイム、たたりめも習得。
あえて特攻の低いパンプジンにやらせる意義は薄いものの、特殊型も一応候補として考えられるようになった。
一方で、ニトロチャージ、どくどく、こうごうせいが剥奪。物理受けとしての適性を活用出来る技を失ったのは痛い。
なお、採用するかどうかはともかく、マックスレイドバトルで全てのサイズのふみんが解禁。

新要素であるダイマックスは、元が耐久型としての運用が主である為、あまり切るタイミングは多くない。
物攻も低くは無いのでアタッカーとして運用する場合には、一致技のダイホロウが防御低下と相性良好。
ダイソウゲンでも火力が向上するので、種族値の上では微妙ながらなかなかの攻撃性能を得ることが出来る。

体重に関係するけたぐりは元々ゴーストタイプなので無効。くさむすびも半減。さほど気にする必要はない。
 逆に重い方が被ダメージが少ないヘビーボンバーも、それを使うような相手からは特大サイズでも最高威力で受けるので実質差は無い。



サイズ別の主な特徴・役割 [編集]

小・中・大・特大の4種類あり、サイズごとにHASの種族値や体重が異なる。
大きくなるほどHとAが高くなるが、Sは低くなる(合計種族値は一律)。
特大サイズの能力値はオーロットに似ており、防御はこちらの方が上であり、火力でも第八世代でパワーウィップを習得したためほぼ差がなくなった。

見た目は微妙に異なるだけなので見分けにくいが、特大サイズのみ鳴き声が違うので判別できる。
サイズは♀のものが遺伝するが、メタモン×バケッチャ♂だと♂のサイズが遺伝する。

小さいサイズ速さは硬さ。サポート全般に向く。特殊耐久は紙だが、物理耐久はヨノワールとほぼ同等。
いたみわけの効率も良く、先制で鬼火が入れば結果的に硬くなる。
また今作では下に激戦区の95~98族のポケモン(特にミミッキュオノノクス)がいるためそれらをまとめて抜けるのは大きい。
サザンドラはスカーフの有無を見てから先制で道連れを放てる。
普通のサイズおみとおしスカーフトリックに向く。最速スカーフで最速ドラパルトを抜ける。
大きいサイズアタッカー向き。バンギラスなどの60~70族を意識するなら。
特大サイズ火力・耐久は一番。物理受けに最適。素早さもかげうちで補える。

特性考察 [編集]

おみとおし
基本的にはコレ。トリックやポルターガイストとの相性が良い。
相手の持ち物がわかるというメリットがかなり大きく、他の2つより抜き出て優秀だが、トレースされるとこちらも持ち物を相手に知られてしまうため注意。
ものひろい
自分がもちものを持っていないとき、ターン終了時に他のポケモンが消費したもちものを拾ってくる。
特性の発動できる状況がかなり限定的。トレース対策にはなるが、採用価値はほぼ無い。
ふみん
隠れ特性。草タイプなのでキノコのほうしやねむりごなは元々無効。
あくびを意識する場合に採用価値が出るが、おみとおし以上の効果があるかは微妙なところ。
鎧の孤島で全サイズ解禁。DLC無しだとふつう、特大の2サイズしか存在しない。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
パワーウィップ120(180)85-タイプ一致技。高威力命中不安。
タネばくだん80(120)100-タイプ一致技。中威力命中安定。
タネマシンガン25(37)*2~5100-タイプ一致技。威力は不安定だが、タスキやみがわりに強い。
ポルターガイスト110(165)90-タイプ一致技。相手が道具を所持していなければ失敗する。
おみとおしと相性が良い。
ゴーストダイブ90(135)100溜め攻撃
まもる貫通
タイプ一致技。おにび等のターン稼ぎにも使える。
かげうち40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。ダメージ上乗せや鈍足のカバーに。
いわなだれ7590怯み30%対炎・飛行・虫。小さいサイズなら怯みも狙える。
イカサマ95100-攻撃無振りでも使える攻撃技。物理受け型で。
だいばくはつ250100自分瀕死サポート後の退場に。
特殊技タイプ威力命中効果解説
だいもんじ11085火傷10%対草・虫・鋼。特殊技なので4倍弱点以外にはダメージは期待できない。
かえんほうしゃ90100火傷10%だいもんじと選択。命中・PP重視。
マジカルフレイム75100特攻↓100%同上。呼ぶ特殊アタッカー読みで。火力は期待できない。
ムーンフォース95100特攻↓30%対格闘・ドラゴン・悪。
変化技タイプ命中解説
おにび85物理アタッカー対策。炎に無効。
やどりぎのタネ90ダメージ源。耐久型で。草に無効。
あやしいひかり100妨害技。無効タイプ無し。
かなしばり100起点作りに。素早いほど使いやすい。
トリック100ハチマキやスカーフとあわせて。おみとおしと相性が良い。
わるだくみ-特攻を強化。特殊型で。
ハロウィン100相手への妨害や、味方へのサポートに。詳細後述。
ひかりのかべ-味方の特防を強化。自身にも有用。
トリックルーム-サポート用。遅いほど使いやすい。
みちづれ-苦手なアタッカーを道連れに。連続使用で必ず失敗。
のろい-自主退場やダメージ源に。
いたみわけ-削り技兼回復技。小さいサイズと相性が良い。
サイドチェンジ-ダブル用。耐性を活かして相方をかばう。

専用技「ハロウィン」について [編集]

相手にゴーストタイプを追加する技。2タイプを持つ相手なら一時的に3タイプの状態にできる。
「もりののろい」の効果とは重複しない(後にかかった技の効果のみ有効)。
以下の活用法が存在する。

  • ノーマルタイプ以外のポケモンに使用して、こちらのゴーストタイプの攻撃技やイカサマのダメージを増やす。
  • のろいを積む相手に使用してのろいの効果を変更(使用するとHPが最大値の半分だけ減少・相手をのろい状態にする)し、積みを妨害する。
  • ダブルバトルで味方に使い、ノーマル・かくとうタイプの技を無効にする。バンギラスなど、かくとうタイプに弱いポケモンとセットで。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイホロウゴーストダイブ130(195)相手:B↓一致技。ゴーストダイブのラグを解消できる。
追加効果で物理受けの流しを誘う。
かげうち90(135)
ダイソウゲンパワーウィップ140(210)場:GF一致技。グラスフィールドで2回目から威力1.3倍。
小回復も耐久型と相性が良い。
タネばくだん
タネマシンガン
130(195)
ダイロックいわなだれ130天候:砂嵐草の苦手な相手に刺さりやすい。
ひざしがつよい状態や耐久型とは相性が悪い。
ダイスチルジャイロボール130味方:B↑対氷妖。追加効果も優秀。鉄球持ちでない限り通常使用には堪えない。
ダイアタックだいばくはつ150相手:S↓特大サイズ以外なら抜ける相手もそこそこ多い。要S調整。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスによる猛攻をしのぐ場合に。
+  特殊技

型考察 [編集]

物理受け型 [編集]

サイズ:特大(S調整時は大~小もあり)
性格:わんぱく/ずぶとい(イカサマ以外の攻撃不採用時)
努力値:HBベース S調整
持ち物:たべのこし/カゴのみ/オボンのみ/ゴツゴツメット
確定技:おにび/やどりぎのタネ
攻撃技:タネばくだんorタネマシンガンorパワーウィップ/かげうち/イカサマ
補助技:みちづれ/ねむる/のろい/いたみわけ

粉技無効な他、ノーマル・かくとう・じめん・くさ・みず・でんきの優秀な範囲に対処できる物理受け。

252振るとHPが192になる。
食べ残しを持つなら16nで回復量の増える192が有用、持たないなら16n-1で定数ダメージが少なくなる191が有用。

剣盾ではこうごうせいを覚えられないため、回復技はやどりぎのタネかいたみわけ、ねむる。

鬼火撒き型 [編集]

サイズ:小・大・特大
性格:わんぱく/ようき(小サイズで候補)
努力値:HBベース S調整
持ち物:たべのこし/カゴのみ/オボンのみ/ゴツゴツメット
確定技:おにび/だいばくはつ
攻撃技:タネばくだんorタネマシンガンorパワーウィップ/かげうち/いわなだれ
補助技:みちづれ/いたみわけ/やどりぎのタネ/ねむる

物理受け型の派生。鈍足アタッカーへ確実にやけどを入れ、後続のサポートを行う。
やけどを撒ききったり特殊アタッカーが出てきた場合、大爆発で自主退場する。

  • サイズ別の特徴
    小さいサイズ素早いので一番鬼火を入れやすい
    ミミッキュオノノクスが抜ける)
    大きいサイズバンギラスなどを意識する際に。対象外だと挑発も受けやすい。
    (無振り70族抜きならS12)
    特大サイズ耐えて鬼火を入れる。なので被弾数はかさみ、挑発も受けやすい。
    鬼火撒き型より上の物理受け型向き。

物理アタッカー型 [編集]

サイズ:任意
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252orHA252
持ち物:こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/いのちのたま
確定技:タネマシンガンorパワーウィップorグラススライダー(ダイマックス用・両立可)
優先技:かげうち
攻撃技:ゴーストダイブorポルターガイスト/いわなだれ
補助技:トリック/おにび/やどりぎのタネ/みちづれ

普通のアタッカーなら種族値や技が優秀なジュナイパーオーロットダダリンがいる。
小さめサイズならこだわりトリック、大きめサイズならかげうちを活かしたい。

特殊アタッカー型 [編集]

サイズ:任意
性格:おくびょう/ひかえめ/れいせい
努力値:CS252orHC252
持ち物:じゃくてんほけん/たつじんのおび/いのちのたま/オボンのみ/メンタルハーブ
確定技:わるだくみ/エナジーボールorギガドレイン/だいもんじorかえんほうしゃ
優先技:シャドーボール/ムーンフォース
攻撃技:きあいだま/ヘドロばくだん/サイコキネシス/だいばくはつ
補助技:おにび/やどりぎのタネ/みちづれ/トリックルーム

新規習得したわるだくみを活かす特殊型。
技範囲は広いものの、素の状態のエナジーボールはシャンデラの不一致エナジーボール以下の威力。
具体的にはC特化エナジーボール@いのちのたまで、無振りカプ・レヒレに8割前後しか入らないなど、火力不足は深刻。
積まずとも最低限の火力が確保でき、炎技を一致で扱えるシャンデラ、同タイプでより特攻が高くわるだくみも覚えるジュナイパーとの差別化は必須。

シャンデラとの差別化と火力不足を補うためわるだくみは確定。ジュナイパーの覚えない炎技も余程の理由がない限り採用したほうが良い。
草+炎+霊の組み合わせはシャンデラと被り、呼ぶサザンドラに半減されてしまう。
差別化、実用面での両面において威力・命中・追加効果のすべてに優れるムーンフォースの採用価値も高い。
ほか、きあいだまやヘドロばくだん、サイコキネシスもあるが命中や範囲の観点からみると使いづらいか。

Sに振る場合サイズは一番速い小サイズを推奨。S99はライバルの中で最も高いため差別化にも役立つ。
Sに振らない場合は耐久に回し、特大サイズにして弱点保険とトリックルームの同時発動を狙うのも良い。
ただし、最鈍でもカビゴン等の無振り30族以下の素早さにはならないので注意したい。

トリックルーム始動型 [編集]

サイズ:特大
性格:ゆうかん/のんき/なまいき
努力値:HP252 攻撃防御特防いずれかに252
持ち物:メンタルハーブ/きあいのタスキ/半減実
確定技:トリックルーム/だいばくはつ
選択攻撃技:タネばくだんorタネマシンガンorパワーウィップ/かげうち/いわなだれ/ゴーストダイブ
選択補助技:おにび/やどりぎのタネ/みちづれ/のろい

トリックルームを展開し、だいばくはつで自主退場して後続に繋ぐ型。
ゴーストダイブはトリルのターンを浪費してしまうため相性は良くない。

選択肢にのろいを追加。だいばくはつ読みのみがわりorゴーストタイプへの交代に効く。

【ダブル】ハロウィンサポート型 [編集]

サイズ:小・中
特性:おみとおし
性格:ようき
努力値:HS252 防御4
持ち物:たべのこし/オボンのみ/メンタルハーブ
確定技:ハロウィン
攻撃技:ゴーストダイブ/タネマシンガンorパワーウィップ/かげうち/いわなだれ
補助技:おにび/やどりぎのタネ/なやみのタネ/まもる

ハロウィンで格闘4倍の味方にゴーストタイプを追加してサポートしたり、特性依存の相手をなやみのタネで妨害する。
また「なやみのタネ」で「ねむる」を使った仲間を起こす、鬼火を入れるなど役割は多い。

パートナー候補
<格闘4倍弱点>
バンギラスキリキザンなどの格闘4倍を無くしてサポートする。
<悪単タイプ>
味方が悪単タイプの場合にゴーストタイプを追加することで弱点をフェアリーだけにする。
相手をゴーストタイプにして、タイプ一致の悪技で攻めることができる。
<ノーマル単タイプ>
抜群1・半減2・無効3という理論上最強クラスの耐性を作ることが出来る。


対パンプジン [編集]

注意すべき点
姿によって種族値配分が異なるため、それぞれの特徴を把握しておく必要がある。
小型は素早さを活かしたサポート型、大型は耐久を活かした物理受け型が多い。
おにびやトリック、ハロウィンなどの厄介な補助技を駆使してパーティ半壊を狙う。
対策方法
サイズを問わず補助技主体なので、ちょうはつで防ぎつつ特殊アタッカーで攻める。
おにびは炎タイプで無効化できるが、メガストーンとZクリスタルがなくなったのでトリックへの対抗策が減った。
ハロウィン+かげうちのコンボが効かないノーマルタイプには有効打が無い。

外部リンク [編集]