タイプ:ヌル(タイプヌル) - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

タイプ:ヌル(タイプヌル) [編集]

No.773 タイプ:ノーマル
特性:カブトアーマー(相手の攻撃が急所に当たらない)
体重:120.5kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
進化前後HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
タイプ:ヌル959595959559534カブトアーマー
(153)(153)(650)しんかのきせき(無振り)
(168)(168)(680)しんかのきせき(特化)
シルヴァディ959595959595570ARシステム
輝石ノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
タイプ:ヌル959595959559534カブトアーマー
153153650しんかのきせき無振り
168168680しんかのきせきBD252振り
ラッキー250553510550450しぜんかいふく/てんのめぐみ/いやしのこころ
17167524しんかのきせき無振り
33183556しんかのきせきBD252振り
ポリゴン28580901059560515トレース/ダウンロード/アナライズ
145142153665しんかのきせき・アナライズ換算

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

シルヴァディの進化前。進化後とは素早さが異なるのみである。
ゆえに種族値合計が534もあり、しんかのきせきが適用できるポケモンの中では堂々の1位。
特性により不意の急所で落とされる心配がない点も優秀。

しかしながら、技の少なさに問題があり、回復技はしんかのきせきと相性の悪いねむるしかない。
アタッカー・サポート運用をしようにも、シルヴァディが覚える有用な技はほとんど覚えず、窮屈な構成になりがちである。
ステータス面ではともかく、汎用性で他の進化前ポケモンに差をつけられているのが実情である。
特性もかたやぶりで貫通されるため、過信は禁物。

運用に際しては役割を明確化させたい。
構成が限られるとは言え必要最低限の技はあるため、欲張らなければ役割をこなしてくれる安定感はある。
シルヴァディとの違いはもちろん、他の進化前ポケモンと比べ何ができて何ができないのかをきっちりと把握しておくこと。
前作後期に手に入れたてっぺきはレコードで習得できるようになっている。

第8世代において技が更に減少し、現実的に使用可能な技が片手で数えられるほどにまでなってしまった。
特に前作で採用率の高かったほえる・どくどくが習得不可になってしまったのが痛い。
ゴーストの隆盛やZ技の廃止、ダイマックスにおいて格闘技の威力が制限されていることなどは追い風といっても良い要素ではある。

シルヴァディが覚えてタイプ:ヌルが覚えない技
物理技
マルチアタック/どくどくのキバ/ほのおのキバ/こおりのキバ/かみなりのキバ/かみつく/かみくだく/はがねのつばさ/だいばくはつ/げきりん/しねんのずつき
特殊技
かえんほうしゃ/なみのり/れいとうビーム/10まんボルト/シャドーボール/バークアウト/ラスターカノン/りゅうせいぐん/ねっぷう/ハイパーボイス/くさのちかい
変化技
すてゼリフ
(USUM教え技限定)きりばらい/とぎすます/おいかぜ


技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
すてみタックル120(180)100反動1/3タイプ一致技。威力重視。
ブレイククロー75(112)95防御↓50%タイプ一致技。追加効果で火力補強。
からげんき70/140
(105/210)
100タイプ一致技。状態異常で威力倍増。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退。後続の無償降臨を狙える。
いわなだれ7590怯み30%炎・飛行・虫複合に。怯みは狙いにくい。
アイアンヘッド80100怯み30%対岩。怯みは狙いにくい。
シャドークロー70100急所ランク+1対ゴースト。鋼にも等倍。
しっぺがえし50/100100対ゴースト。自分後攻時に威力倍増。
つばめがえし60必中草・虫・格闘複合ピンポイント。
特殊技タイプ威力命中効果解説
トライアタック80(120)100火傷/凍り/麻痺20%タイプ一致技。火力不足。
こごえるかぜ5595素早↓100%4倍狙いで。後続へのサポートにも。
エアスラッシュ7595怯み30%格闘への交代読みで。
変化技タイプ命中解説
でんじは90妨害技。後続サポートに。
こわいかお100でんじはと選択。
地・電に通るかわりにクリアボディに通らず、まけんきかちきが怖い。
つるぎのまい-攻撃を強化。
てっぺき-耐久特化用に。
きんぞくおん85特殊受けを弱体化できるが命中不安。
ねむる-唯一の回復技。
ねごと-ねむるとあわせて。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイアタックギガインパクト150(225)相手:S↓
すてみタックル140(210)
ブレイククロー130(195)
からげんき120(180)
ダイジェットエアスラッシュ130味方:S↑
つばめがえし110
ダイワームシザークロス130相手:C↓
とんぼがえり120
ダイロックいわなだれ130天候:砂嵐
ダイホロウシャドークロー120相手:B↓
ダイドラグーンドラゴンクロー130相手:A↓
ダイアークしっぺがえし100相手:D↓
ダイスチルアイアンヘッド130味方:B↑
ダイアイスこごえるかぜ110天候:霰特殊技のみ。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン枯らしに。

型考察 [編集]

サポート型 [編集]

特性:カブトアーマー
性格:のんき
努力値:HBベース
持ち物:しんかのきせき
確定技:とんぼがえり/でんじはorこわいかお
選択技:こごえるかぜ/アイアンヘッドorドラゴンクロー

状態異常撒きや後攻とんぼがえりで後続サポートする型。
第7世代のPGL統計により主流とされた型。性格はのんきが60~70%、
技はとんぼがえり/ほえる/でんじは/どくどくが60~80%を占めていた。
ほえる・どくどくが過去作限定になってしまったのが痛い。

第8世代ではゴーストポケモンの流行や物理偏重環境であることもあり割と使いやすくなった。
特にすばやさを大きな武器とするドラパルトのゴーストダイブに確実に無償降臨できることや、
でんじはで役割を大幅に制限できることは大きい。
ダイマックスと相性がいいバンギラスは、A252+じゃくてんほけん発動済みのダイナックルでもH252振りのみで確定2発耐えるため、
比較的有効な物理技で弱点を突きつつ確実に下からとんぼがえりを決めることが可能な点も評価できる。

でんじは、こごえるかぜであらゆるポケモンのすばやさを下げることができ、下げた上でもなお下からとんぼ返りを狙えることから、
ウオノラゴンパッチラゴンと相性が非常に良い型でもある。
ちなみにアイアンヘッド→とんぼがえり→パッチラゴンダイマックスけたぐりでHB特化のダイマックスバンギラスをギリギリ倒すことができる。

同タイプであり強力な積みを持つヨクバリスとはアタッカーか否かで差別化する。

剣舞型 [編集]

特性:カブトアーマー
性格:いじっぱり/わんぱく/しんちょう
努力値:HAベース
持ち物:しんかのきせき
確定技:つるぎのまい
選択技:すてみタックル/からげんき/アイアンヘッド/シャドークロー/しっぺがえし/いわなだれ/でんじは/ねむる

高い耐久を活かしてつるぎのまいを積む。
残りの技に迷ったら「ノーマル技+悪or霊技+補助技」とすると技の通りが良くなるのでオススメ。

火力目安
A特化+A↑↑すてみタックルでH振りFCロトムを確1。
耐久目安(無補正H振り)
C特化ギルガルドのラスターカノンが確4。
A特化ミミッキュのA↑↑じゃれつくが中乱2。※補正有りで確3。

素早さを調整するなら無振り60族抜き(12振り)程度。

てっぺき型 [編集]

特性:カブトアーマー
性格:ずぶとい/わんぱく
努力値:HBorHDベース
持ち物:しんかのきせき
確定技:てっぺき/ねむる
選択技:トライアタック/しっぺがえし/つるぎのまい/きんぞくおん/みがわり

叩き台として作成。てっぺきを活かす居座り型。
てっぺき使用後は素ねむるも十分可能で、特性で急所突破の可能性すら潰してしまう。
しんかのきせき型共通の「はたきおとすに弱い点」も、物理相手ならてっぺきで無理矢理解決できる点も心強い。

課題はダメージソース。
トライアタックは氷・やけど状態にできると心強いが、まひ状態にしてしまうと泥沼になる恐れがある。
相手をまひにしてもこの型では追い抜ける相手が少ない。


対タイプ:ヌル [編集]

注意すべき点
輝石により非常に高い耐久力を持つ。
一致等倍程度では2~3耐えされてしまう上、かたやぶりでない限り急所も狙えない。
サポート型が主だが、つるぎのまいを積むアタッカー型も存在。
持ち物を奪っても耐久は高めで、てっぺき型なら起点にされてしまう。
対策方法
持ち物がほぼ固定で、攻撃技が貧弱。
そのため、どの型もちょうはつ、こだわりトリックなどで機能停止する。
はたきおとすでは、落とした後でも若干硬い点と、てっぺきがある点に注意。
他にも変化技含めて鋼に有効な打点が無く、鈍足なので上を取りやすい、
数値上は硬いが、回復技はカゴラム無しのねむるのみ、など、隙は多い。
一撃必殺技も回数は稼げるため有用。

外部リンク [編集]