ザルード - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

ザルード [編集]

No.893 タイプ:あく/くさ
特性:リーフガード(晴れのときに状態異常にならない)
体重:70.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
同タイプHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ザルード1051201057095105600リーフガード
ダーテング9010060906080480ようりょくそ/はやおき/わるいてぐせ

ばつぐん(4倍)むし
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/かくとう/どく/ひこう/フェアリー
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん/ゴースト/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしエスパー

第八世代の幻のポケモン。くさ×あく複合で非常にピーキーな耐性を持つ。
攻撃がやや高めで特攻が低めな以外はバランス良く配分されており、禁止級としては素早さが高め。
耐久も数値上は悪くない為、じゃくてんほけんを活用しやすいのも魅力。流石にむし技は耐えづらいが、不一致弱点なら大体耐えられる。
一例として、無振りでもミュウツーのきあいだまが中乱数。H100振りなら確定耐え。

ちょうはつやアンコール、とんぼがえり等、禁止級としては珍しい変化技や搦め手を習得できる。
また、現時点で禁止級のくさタイプは事実上ザルードとセレビィしかいない(バドレックスはFCするとくさが消える)。
伝説戦の常連であるグラードンカイオーガに対して強気で戦えるのが利点。

難点は禁止級としては600族というのもあって、素の火力があまり高くない点。
くさ技はレックウザザシアンなどに通りが悪く、あく技は威力不足と絶妙に痒いところに手が届かない。
かくとうを始めとした技範囲自体は悪くないものの、苦手な相手には基本的に勝てないということを意識して連携させよう。
特性がいまいち役立ちづらいリーフガードというのも、独自性の高さの割に扱いづらさを感じさせてしまう。
専用技のジャングルヒールの活用を考えると、どちらかというとダブル向けのポケモンと言えるだろうか。
ちなみにジャングルヒールの効果は、いのちのしずく相当の回復+状態異常解除。
基本的には上位互換だが、くさ技なのでそうしょくの味方には無効(攻撃上昇は発生する)。

ちなみに、性格は映画前売り券の配布の場合はなまいき、シリアルコードの『とうちゃんザルード』はいじっぱり固定。
後者はともかく、前者を対戦向けに採用する場合はミントでの調整が必須となる。
ちなみに特別な技などは持たず、見た目以外に違いは無いのでどちらを用いても技構成などを見抜かれる心配は無い。



特性考察 [編集]

リーフガード
隠れ特性は無く、これのみ。晴れの時に状態異常を防ぐが、事前にかかっていたものは回復しない。
タイプ特性で粉技、いたずらごころ+状態異常が無効なのもあって、恩恵を受けるケース自体が稀。
自力でほのお技を覚えず、禁止級が解禁されるルールでにほんばれをしている余裕は少ない。
そもそもジャングルヒールで状態異常はHPを回復しながら解除できる為、敢えて狙う必然性は薄いだろう。
一応ソーラーブレードを覚えるので晴れパで運用する恩恵はあるが、他の同特性同様、ほのお技が致命傷になるリスクは忘れずに。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
パワーウィップ120(180)85-タイプ一致技。高威力だが命中不安。
ようきA252振りでH252振りカイオーガ確1。
ソーラーブレード125(187)100溜め技タイプ一致技。晴れとあわせて。
タネばくだん80(120)100-タイプ一致技。命中安定だが威力は物足りない。
タネマシンガン25(37)*2~5100-タイプ一致技。命中安定。タスキやみがわりに強い。
期待値は3発。
グラススライダー70(105)100GF時優先度+1タイプ一致技。グラスフィールド時は先制技に。
ふいうちは覚えない。
DDラリアット85(127)100能力変化無視タイプ一致技。相手側のランク補正を無視できる。
じごくづき80(120)100音技封じタイプ一致技。ハイパーボイスやほえるに強い。
出したターンを含め2ターン限り。
かみくだく80(120)100防御↓20%タイプ一致技。性能安定。
なげつける-100-ジャングルヒールでフォロー可能。
でんきだまや技レコードとあわせて。
とんぼがえり70100自身交代相手を見てから交代。あると便利。
インファイト120100防御・特防↓主に対鋼。悪への遂行にも。
耐久はあるほうなのでBDダウンはややもったいない。
アームハンマー10090素早さ↓耐久は維持できるが素早さが下がるので一長一短。
けたぐり20~120100-威力は不安定だが禁止伝説級は重い相手が多め。
ダイマックスに通らないのが惜しい。
かわらわり75100壁破壊壁構築に強くなる。威力は低い。
ドレインパンチ75100HP吸収1/2積み技と併せて。
アクロバット55/110100-消費アイテムと合わせて。ダイジェット素材としての採用もあり。
アイアンテール10075防御↓30%対妖。命中不安。ダイスチルでの防御強化に。
じだんだ75/150100-対炎・鋼。ダイアースでの特防強化に。
いわなだれ7590怯み30%対炎・虫。禁止伝説級としては比較的素早く怯みを狙いやすい。
がんせきふうじ6095素早↓100%追加効果が優秀。サポート用だが自身の素早さとも相性が良い。
特殊技タイプ威力命中効果解説
バークアウト55(82)95特攻↓100%ダメージには期待できないが追加効果が優秀。
生存確率が上がることでじゃくてんほけんを発動させやすくなる。
変化技タイプ命中解説
ジャングルヒール-自分を含めた味方全員のHPを1/4と状態異常を回復。
ただし、こんらん・メロメロは回復不可能。
特にダブルでは破格の性能だが、味方のそうしょくに無効化される。
その場合でも、はなふぶきより扱いやすい攻撃補強手段にはなる。
こうごうせい-自身の最大HPの半分回復。晴れ以外の天候で回復量が落ちる事には注意。
にほんばれ-リーフガードの発動に。
ソーラーブレード・ソーラービーム・こうごうせい・せいちょうの性能アップも。
ビルドアップ-攻撃・防御を強化。つるぎのまいは覚えない。
せいちょう-攻撃・特攻を補強。晴れ下では効果倍増。
アンコール100起点作りに。素早いので使いやすい。
ちょうはつ100起点回避や耐久型の機能停止に。
いばる85妨害技。ダブルでのコンボにも。イカサマは覚えない。
まもる-ダブルならほぼ必須。
ジャングルヒールの回復性能は優秀な為、相手の攻撃を誘いやすい。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイソウゲンパワーウィップ140(210)場:GFタイプ一致技。草技強化&微回復&グラススライダー先制。
ソーラーブレード
タネばくだん130(195)
タネマシンガン
グラススライダー120(180)
ダイアークDDラリアット130(195)相手:D↓タイプ一致技。高威力の悪技として。追加効果は微妙。
かみくだく
ダイナックルけたぐり100味方:A↑攻撃補強。一部の技は威力低下。
インファイト95
ばかぢから
ドレインパンチ90
かわらわり
ダイジェットアクロバット110味方:S↑素早さ強化。
ダイアースじだんだ130味方:D↑特殊耐久を強化。
あなをほる
ダイロックいわなだれ130天候:砂嵐対ひこう。
がんせきふうじ110
ダイスチルアイアンテール130味方:B↑対フェアリー。物理耐久を強化。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン枯らしに。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:リーフガード
性格:ようき/いじっぱり※
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/こだわりスカーフ/じゃくてんほけん/きあいのタスキ
確定技:DDラリアットorかみくだくorじごくづき/パワーウィップorタネばくだんorタネマシンガン
攻撃技:とんぼがえり/いわなだれorがんせきふうじ/インファイト/アクロバット/アイアンテール
補助技:ちょうはつ/ジャングルヒール/こうごうせい/アンコール

種族値に沿ったアタッカー。A種族値はそれなりで高威力の技も揃っているが、伝説戦では若干火力不足か。
とんぼがえりやちょうはつ等の小技も駆使して立ち回りたい。
あくタイプではあるが、はたきおとすを覚えることはできない。

伝説戦を想定する場合は草技の通りが悪いため、止め用の先制技と割り切ってグラススライダーにするのも手。
もっとも事前にグラスフィールドを敷いておく必要はある。

耐久種族値は決して悪くないが、弱点が多いのでタスキもあり。

※前売り券で入手できる個体は性格が生意気で固定されているので、ここに記載されているのは使用するミントの候補である。なお、入場特典のとうちゃんザルードの性格はいじっぱりで固定されている。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ザルード [編集]

注意すべき点
見た目によらず中々耐久力があるため、弱点保険を発動されると非常に厄介なアタッカーと化す。
まずまず素早くアンコール・ちょうはつを持つので、上手く受けられたとしても起点化が難しく、とんぼがえりで逃げていく。
ダブルでは専用技ジャングルヒールによりサポート性能も持ち合わせる。
グラードンゼルネアスといった高耐久アタッカーを回復させられると厄介。
対策方法
禁止伝説級としては火力が低く、弱点も多いので草に耐性があるポケモンなら殴り合いで倒せる。
物理耐久がまずまず高く、ビルドアップも備えるのでムゲンダイナなどの特殊の高火力で相手をできるのが望ましい。
一致技を両方半減し、上から一致で弱点を突けるザシアンザマゼンタを天敵とする。禁止伝説同士なら基本的に押し負けないだろう。
伝説を持っていない場合、とんぼがえりがあればサイクルを回しつつ有利に立ち回れる。
弱点は多いが、じゃくてんほけんとの相性が良いので不一致技で弱点を突く場合は慎重に。

外部リンク [編集]