レントラー - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

レントラー [編集]

No.405 タイプ:でんき
通常特性:とうそうしん(相手が自分と同じ性別なら技の威力が1.25倍、異なる場合は0.75倍になる。性別不明には効果なし)
     いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)  
隠れ特性:こんじょう(状態異常の時に攻撃が1.5倍になる。やけどによる物理技の威力低下を無視する)
体重  :42.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
物理電気HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
レントラー8012079957970523とうそうしん/いかく/こんじょう
エレキブル7512367958595540でんきエンジン/やるき
カプ・コケコ70115859575130570エレキメイカー/テレパシー

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)じめん
いまひとつ(1/2)でんき/ひこう/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

高めの攻撃を中心としたバランス型の能力を持つ単でんきタイプ。
性質の近いエレキブルと比較すると物理耐久が安定、いかくも持ち物理アタッカーに強い。
他の特性も殴り合いを有利に持ち込むものが多く、いずれも同タイプでは固有のもので差別化の意識は基本不要。

ただし、物理でんきアタッカーの宿命として一致最大火力はワイルドボルト止まり。
サブウェポンもばかぢから以外は威力が100を超さず、数値ほどの火力を発揮しづらい。
耐性も優秀だが反動技を中心とする性質上、見た目よりも場持ちが悪く素早さも中速と半端なライン。

しかし素早さ以外の問題を一挙に解決できるダイマックスとの相性がかなり良好。
特攻も並以上はあるので、両刀アタッカー運用も視野に入る器用さも売り。

じゃれつく・サイコファング・こうそくいどうを新規習得。コリンク限定であったつぶらなひとみがタマゴ技に。
特にこうそくいどうの習得は非常に大きく、こんじょうと合わせれば上から縛れる範囲が増える。
剥奪された技としては、どくどくは過去作限定、めざめるパワー・シグナルビームは廃止。



特性考察 [編集]

とうそうしん
相手が同性なら技の威力1.25倍、異性だと0.75倍。無性別相手は変化なし。
物理・特殊問わず強化できるが、相手の性別に依存するので安定性に欠ける。
他の特性も優秀なので優先度は低いが、性別固定の相手を仮想敵とするなら候補にはなる。
いかく
場に出た時に対面の攻撃ランクを1段階低下。最早説明不要の強特性。
でんきとしては元々比較的マシな数値を持つのもあり、発動時の物理耐久はでんきタイプでもトップクラス。
具体的には無振りで種族値128相当、B全振りで144相当に。不一致じしんぐらいなら耐えるようになる。
ボルトチェンジとあわせれば複数回発動可能。また、アナウンスのある特性として素早さ判定にも使える。
剣盾からは無効化される特性が増えた。自身が物理アタッカーを務める場合はトレースに注意。
こんじょう
隠れ特性。火傷による機能停止を防ぎ、高火力を得られる。能動的に発動するならかえんだまを。
第七世代から定数ダメージが低下したとはいえ、ワイルドボルトの反動もあって短命になりがち。
その分発動時の抜き性能は非常に高く、エース運用を想定するなら選択肢として有効。
トレース対策する場合もこちらだが、状態異常にするとポリゴン2のイカサマの火力が上がる点にだけは留意しておこう。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
ワイルドボルト90(135)100反動1/4タイプ一致技。威力は高いが反動が痛い。
スパーク65(97)100麻痺30%タイプ一致技。威力は低いが反動は無い。
からげんき70/140100-状態異常で威力倍増。こんじょうと組み合わせればワイルドボルトも超える。
ばかぢから120100攻撃・防御↓能力低下が痛い。撃ち逃げ向き。
こおりのキバ6595凍り10%
怯み10%
フライゴンアップリュータルップルランドロスに。
ほのおのキバ6595火傷10%
怯み10%
ハッサムナットレイに。
かみくだく80100防御↓20%Aガラガラドラパルトに。
じゃれつく9090攻撃↓10%サザンドラジャラランガに。
サイコファング85100壁破壊こんじょう型の際にリフレクターを破壊できれば一気に負荷量を増やせる。
でんこうせっか40100優先度+1先制技。きあいのタスキ潰しに。
特殊技タイプ威力命中効果解説
10まんボルト90(135)100麻痺10%タイプ一致技。性能安定。
かみなり110(165)70麻痺30%タイプ一致技。雨やダイマックスとあわせて。
ほうでん80(120)100麻痺30%タイプ一致技。攻撃しつつ麻痺撒き。ダブルでは周囲全体攻撃。
ボルトチェンジ70(105)100自分交代タイプ一致技。攻撃しつつ撤退可能。いかくやこだわりスカーフと相性がよい。
バークアウト5595特攻↓100%追加効果が優秀。みがわり貫通。ダブルでは相手全体攻撃。
変化技タイプ命中解説
つぶらなひとみ100相手の攻撃を弱化。素早さ無振りでも先制可能。
かいでんぱ100相手の特攻を半減。特殊アタッカー対策。
うそなき100相手の特防を半減。擬似的に特攻を強化。
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
メロメロ100とうそうしんでの異性対策に。
ほえる-積み技対策や、異常撒きに。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特防を強化。
こうそくいどう-素早さの補強。こんじょうとあわせて。上から縛れる相手が格段に増える。
まもる-かえんだまの発動に。こんじょうとあわせて。
ねごと-催眠技対策。こんじょうとあわせて。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイサンダーワイルドボルト130(195)場:EF一致メインウェポン。フィールド展開で2発目から威力1.3倍。
物理型の場合ワイルドボルトの反動を打ち消せる。
ダイアタックギガインパクト150相手:S↓素早さ関係を逆転させる。
からげんき120からげんきの場合元技の方が火力が高くなる。
ダイバーンほのおのキバ120天候:晴れハッサムナットレイ
ダイアイスこおりのキバ120天候:霰対草、ドラゴン。ダイフェアリーの方が有用性は高いか。
ダイナックルばかぢから95味方:A↑ノーマル、鋼、岩。威力は落ちるが積み技としても活用できる。
ダイサイコサイコファング130場:PF対毒、格闘。エレキフィールドを上書きしてしまうためダイサンダーと相性が悪い。
ダイアークかみくだく130相手:D↓物理型の場合恩恵は薄め。
バークアウト110特殊型なら火力補強にもなる。
ダイスチルアイアンテール130味方:B↑フェアリー。耐久の上昇にも。
ダイフェアリーじゃれつく130場:MF対龍、闘、悪。かえんだま発動前にミストフィールドを展開してしまうとかえんだまが発動しないので注意。
ダイウォール変化技-まもる状態フェイントで解除されないが、ダメージは受ける
相手のダイマックスターン枯らしに。

型考察 [編集]

いかくアタッカー型 [編集]

特性:いかく
性格:いじっぱり/ようき/ひかえめ/おくびょう/ゆうかん/れいせい/むじゃき
努力値:AorC252 S252or調整 残りH
持ち物:たつじんのおび/いのちのたま/こだわりスカーフ/オボンのみ/とつげきチョッキ
確定技:ワイルドボルトor10まんボルト
選択技:こおりのキバ/ほのおのキバ/かみくだく/ボルトチェンジ/でんこうせっか/ばかぢから/じゃれつく/サイコファング
変化技:つぶらなひとみ/でんじは/エレキフィールド/こうそくいどう

主に物理アタッカーに繰り出して揺さぶりをかける型。使い方次第ではPTの循環役として機能する。
C95は通常ロトムと同じ水準なのでいかく+ボルトチェンジの特殊仕様も考えられる。

いかく込みなら耐久無振りでもA特化ファイアロー@いのちのたまのブレイブバード+フレアドライブを確定耐えし、
無補正A振りワイルドボルトorC特化10まんボルトでH振りファイアローを確1にできる。

最速スカーフで130族抜き、準速で115族と同速。ただトップメタのドラパルトは抜くことができない。

こんじょうアタッカー型 [編集]

性格:いじっぱりorようき
特性:こんじょう
努力値:攻撃252 素早さ252 or 攻撃252 素早さ調整 残りHP
持ち物:かえんだま(推奨)orどくどくだま
確定技:ワイルドボルト/からげんき
優先技:ばかぢから
選択攻撃技:かみくだく/こおりのキバ/ほのおのキバ/でんこうせっか/じゃれつく/サイコファング/ボルトチェンジ
選択補助技:まもる/でんじは/こうそくいどう

こんじょう+からげんきは一致ワイルドボルトの威力を越え、反動がない点からも確定技になる。
ダイマックスを使う場合は攻撃もあげられるばかぢからもほぼ確定。
すばやさが低く毒・火傷のダメージでどんどん耐久が削れるため、遅めの相手をカモにしたい。

やけどのダメージが下がったため、持たせるアイテムはかえんだまを優先。

物理流し型 [編集]

特性:いかく
性格:ずぶとい/のんき
努力値:HB252
持ち物:たべのこし/カゴのみ/シュカのみ/ゴツゴツメット/ふうせん
選択技:ほうでんor10まんボルト/ボルトチェンジ/ばかぢから/こおりのキバ/バークアウト
変化技:ねむる/つぶらなひとみ/でんじは/かいでんぱorひかりのかべ/じゅうでん

いかくを活かした物理流し型。再生回復こそできないがいかく込みなら電気タイプの中でも随一の耐久となる。
特にメインウェポンを半減できる飛行や鋼には滅法強いが、唯一の弱点である地面技は採用率が高いため注意。
電気技は反動のあるワイルドボルトより特殊推奨。
10まんボルトとほうでんの威力差は小さいので、麻痺にしたくない理由や相手に与える負担を重要視する理由が無ければほうでんがよいだろう。

スパークとほうでんは指数がほぼ同じなので、こおりのキバを入れる場合はほうでんではなくスパークも候補。
対水を想定する場合は物理技の方が通りやすい。


対レントラー [編集]

注意すべき点
いかくやつぶらなひとみにより物理アタッカーとの撃ち合いに強い。
不一致じしん程度は軽く耐えられ、豊富な攻撃技で弱点を突いてくる。
とうそうしんこんじょうで火力を上げてくることも。
対策方法
特殊地面技を撃てるサザンドラが有効。ただし、じゃれつくに注意。
クリアボディまけんき持ちがいれば、いかくやつぶらなひとみを牽制できる。

外部リンク [編集]