バイウールー - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

バイウールー [編集]

No.832 タイプ:ノーマル
通常特性:もふもふ(接触技で受けるダメージが半分になるが、ほのおタイプの技のダメージは2倍になる)
     ふくつのこころ(怯むと素早さが1段階上がる)※ウールーのとき「にげあし」
隠れ特性:ぼうだん(相手の弾や爆弾などの技を防ぐことができる)
体重:43.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
もふもふHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バイウールー7280100609088490もふもふ/ふくつのこころ/ぼうだん
キテルグマ12012580556060500もふもふ/ぶきよう/きんちょうかん
物理耐久ノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バイウールー7280100609088490もふもふ/ふくつのこころ/ぼうだん
ヨクバリス1209595557520460ほおぶくろ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

特性もふもふの場合、ほのお2倍


第八世代で登場したノーマルタイプ。キテルグマに次ぐ特性もふもふ使い。
序盤ノーマルの割に合計種族値も悪くなく、特攻が低く配分も良好な部類。

元々防御が高めで防御を3段階あげるコットンガードを習得可能、特性も絡んで非常に高い対物理性能を持つ。
タイプ的に耐性こそ少ないが、その気になれば数値受けも可能。
ただし、今作より登場したダイマックス技は非接触でもふもふの適用外で、ほのおが実質弱点とあり安定しない。
高速再生技も覚えないので使い捨てになってしまうのも難。一応ダイホロウを受けない分、一度積んだ防御は崩されづらい。
単純に受けとして使うのではなく、でんじはやバトンタッチといった補助技を搦めて立ち回りたいところ。

特にバトンタッチは、コットンガードと両立できるのがバイウールーのみ。他の積み技もつるぎのまい、こうそくいどうと優秀。
弱点が少なく、かくとうはきあいだま、しんくうは、はどうだん以外のもふもふが適用されない技は全て専用技。
前述の3つ以外はランクマッチで使用できる技が物理しかないので、先手でコットンガードを積めば一撃で落とされることは少ない。
これらの特徴からバトン役としての運用も可能。ただしもふもふの場合はほのお技に注意。
耐久を積んだ上でじゃくてんほけんを発動させ、そのまま殴るかバトンに活かすのもあり。

補助技を搦めた運用が基本である以上、ダイマックスとの相性はよろしくない。
技範囲自体は比較的広めでダイジェットも使用できるが、バトンしないなら他に割く方が有効か。
一応、じゃくてんほけん等とダイマックスで、自分で殴ったりバトンもできる。



特性考察 [編集]

もふもふ
接触技半減の代償にほのおが実質弱点に。ただし接触ほのお技なら等倍になる。
ダイマックス技は全て非接触であり、過信は禁物。かたやぶりにも無効化される。
詳細はキテルグマのページを参照。割と非接触物理技も存在するので、習得可能な相手には注意。
ふくつのこころ
怯むと素早さランク+1。怯むこと自体は防げない。
発動すると高い素早さを発揮し、バトンタッチとの相性も良いが相手依存で範囲が狭い。
他の特性が優秀なのもあって優先度は低い。採用するならねこだましの跋扈するダブルで。
ぼうだん
隠れ特性。弾、爆弾系の技を無効化。具体的な対象技は特性の効果のページを参照。
適用技はもふもふ対象外なので、仮想敵次第でもふもふと選択。
自身の弱点であるきあいだま、はどうだんを無効化できるのは大きい。エースバーンのかえんボールもスカせる。
ただし、味方のかふんだんごで回復できなくなるのは忘れずに。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
すてみタックル120(180)100反動1/3一致技。反動が痛い。
のしかかり85(127)100麻痺30%一致技。麻痺も狙える。
とっておき140(210)100-一致技。バトンタッチと相性が悪い。
ボディプレス80100-高い防御やコットンガードと好相性。
きしかいせい20~200100-ダイナックルとしてはこちらの方が有用。
ワイルドボルト90100反動1/4みずひこう等。反動が痛い。ギャラドスブルンゲルを見るなら。
とびはねる8585溜め技
麻痺30%
かくとう。長期戦向けではない為基本はダイマックス技回避用。
ダイジェットにも。
しねんのずつき8090怯み20%かくとうどくだが、専らドクロッグピンポイント。
グラススライダー70100GFで優先度+1唯一の先制技だがフィールドが必要。
しっぺがえし50→100100後攻時威力2倍唯一の対ゴースト技。そこそこ速いので使い勝手は微妙。
カウンター-100優先度-5物理技を倍返し。コットンガードとの相性は微妙。
変化技タイプ命中解説
でんじは90後続サポート。
コットンガード-防御↑↑↑。ボディプレスとも相性が良い。
つるぎのまい-攻撃↑↑。バトン狙いなら。
こうそくいどう-素早さ↑↑。バトン狙いなら。
バトンタッチ-上がった能力を引き継がせる。
ねむる-唯一の回復技。接触技なら素眠りでも間に合うくらいの耐久はある。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイアタックとっておき
すてみタックル
メガトンキック
140(210)相手:S↓メイン技。等倍範囲が広い。追加効果で抜ける相手も多い。
のしかかり130(195)
からげんき
ずつき
120(180)
ダイナックルきしかいせい100味方:A↑いわはがね。A上昇で物理との殴り合いを制す。
ボディプレスは攻撃換算になり火力が下がってしまうので注意。
ボディプレス90
カウンター75
ダイジェットとびはねる130味方:S↑かくとう。追加効果で加速。最速なら1回でドラパルトすら抜ける。
但ししっぺがえしと相性が悪いので有効打はむしろ減る。
ダイサイコしねんのずつき130場:PFかくとう。ミストフィールドやエレキフィールドの除去に。
おまけでしんくうはなどの先制技を防げる。
ダイサンダーワイルドボルト130場:EFみずひこう。EFはねむると相性が悪い。
ダイアークしっぺがえし100相手:D↓ゴースト。後攻しっぺがえしと威力は変わらない。
ダイウォール変化技-まもる2倍になったHPとあわせて相手の猛攻を凌ぐ。

型考察 [編集]

物理受け型 [編集]

特性:もふもふ
性格:わんぱくorずぶとい
努力値:HB252ベース
持ち物:回復きのみ/たべのこし/ゴツゴツメット/カゴのみ
確定技:コットンガード/ボディプレス
選択攻撃技:のしかかり/しねんのずつき/しっぺがえし/カウンター
選択変化技:でんじは/バトンタッチ/みがわり/まもる/ねむる

特性を活かした物理受け。
接触技なら驚異的な耐久を誇り、A特化ウオノラゴンの頑丈顎先制エラがみですら確3、オボン込みなら低乱3となる。
性格はボディプレス一本で行くならずぶとい、それ以外ならわんぱく推奨。
S種族値も88とまずまず高いので、ある程度振った方が先手で積めて有利になる。

コットンガードと相性のいいボディプレスも攻撃技として優秀だが、攻撃技がこれのみだとゴーストで詰むので注意。
なお一致技を採用してもやはりゴーストで止まる為、他の攻撃技が欲しいのであればそれ以外から選ぶのが無難。
無理にこのポケモンで対応せず、バトンで防御アップを繋いで後続に任せるのも良い。

バトンタッチ型 [編集]

特性:もふもふ/ふくつのこころ/ぼうだん
性格:わんぱく/ようき
努力値:H252 / B252 or S252
持ち物:回復きのみ/たべのこし/ゴツゴツメット/カゴのみ/じゃくてんほけん/メンタルハーブ
確定技:バトンタッチ
優先技:コットンガード/つるぎのまいorこうそくいどう(両立可能)/ねむる
選択攻撃技:ボディプレス/のしかかり/とびはねる/エレキボール/りんしょう(ダブル)
選択変化技:でんじは/みがわり/まねっこ

攻撃・防御・素早さなどを上げて味方へ繋ぐ型。

物理相手に積む機会を生み出すことを考えると試行回数を稼げるコットンガードは重要。
ある程度速いポケモンのため速さ=硬さになりやすい。コットンガードを使用する場合はSに振る選択肢も十分考えられる。

つるぎのまいとこうそくいどうは両立もありだが、
能力上昇技を3つ入れてしまうとバトン型に呼びやすい状態異常をリカバーできるねむるを入れるスペースがなくなるので
欲張らずどの能力上昇技を取るかあらかじめ決めておいた方が動かしやすい。

特性はもふもふが基本だが、対戦で一般的に使用されるバイウールーがほのおタイプに弱いことが広く知られているうえ、
サーナイトなどにトレースされた時の損害などを考慮すると、あえて素早さ上昇も狙えるふくつのこころにするのもありか。
ただし、その場合はコットンガードがないと物理耐久が不安になる。

S無振りでふくつのこころが一回発動すると、最速96族(トゲデマル)と同値になる。
最速だと148族のザシアン(王)も抜ける。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対バイウールー [編集]

注意すべき点
高い物理耐久+「もふもふ」により、接触技が多い弱点のかくとう技ですら難なく耐える。
カウンターも持っているため、安易なごり押しは危険。
積み技が豊富なので、時間稼ぎを許すとエースにバトンを繋がれてしまう恐れがある。
かといって、きあいだま等で弱点を突こうとすると「ぼうだん」で透かされることもある。
対策方法
物理耐久に対して特殊耐久は並なので、特殊技で攻める。
弱点は少ないが大半が特性「もふもふ」のため、ほのおタイプの特殊技も通しやすい。
技範囲はあまり広いものではなく、補助技(特に積み技)重視になりやすい為ちょうはつも非常に有効。
クリアスモッグ・くろいきりの崩しや強制交代技もよく効く。

外部リンク [編集]