ノコッチ - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

ノコッチ [編集]

No.206 タイプ:ノーマル
通常特性:てんのめぐみ(技の追加効果の発動確率が2倍になる)
     にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)
隠れ特性:びびり(ゴースト・虫・悪タイプの技を受けるか、相手の特性いかくを受けると素早さが1段階上がる)
体重  :14.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
てんのめぐみHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ノコッチ1007070656545415てんのめぐみ/にげあし/びびり
トゲキッス85509512011580545てんのめぐみ/はりきり/きょううん
ハピナス25510107513555540しぜんかいふく/てんのめぐみ/いやしのこころ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第二世代出身の単ノーマルタイプ。種族値はHP以外、全体的に低水準。
メガシンカの廃止により純粋なスペックの差は縮んだが、それでも絶対的な種族値の差は否めない。

第八世代で剥奪された技はおいうち、どくどく、チャージビーム辺り。
技マシンから消滅し、多くのポケモンが習得不可能になったはねやすめは相変わらずレベル技で習得可能。
バトンタッチ、スケイルショット、ダブルウイングを新規習得。
てんのめぐみを活かせる技は得られなかったが、習得技自体はなかなか悪くないものが揃う。
特にバトンタッチはびびり、スケイルショット、とぐろをまくと有効活用できる技も多数習得。
ただし本人の耐久は高くないので、お膳立てしてやらないと起点にするのは難しいだろう。

新要素のダイマックスとの相性はよろしくない。
全ての技が100%追加効果が発動するので自分で使用してもてんのめぐみの意味が無く、
かくとう技は習得不能、どく技は物理のみなので攻撃性能の底上げも出来ず、突破力が足りない。
更にダイマックス中は怯まないので、てんのめぐみを採用したまひるみ型が弱体化。



特性考察 [編集]

てんのめぐみ
追加効果発動率を2倍にする。麻痺と合わせれば、強力なまひるみ戦法が狙える。
第八世代ではダイマックスの仕様により逆風気味だが、能動的に狙え、効果も優秀。
サブウェポンの多くが追加効果を持つので、習得技との相性は良好。
ただし、サポート特化の場合は補助系の技を採用することになるため実質死に特性。
トレースされる危険性もあるのでよく考えた上で採用したい。
にげあし
対戦では効果なし。トレース対策にしかならず、元々種族値の低いノコッチでは正面突破される。
他の特性が奪われて困る盤面も無い訳ではないが、本人の性能を著しく落としては本末転倒。
びびり
隠れ特性。ゴーストむしあくタイプの技を受けると素早さが上昇。ただしゴーストは無効。
第八世代ではいかくを受けても発動するようになり、またバトンタッチを習得。
本人は最速+1回発動でも同条件のケンホロウ(93族)と同速と頼りないので、基本はバトンと組み合わせての採用になる。
行動順の仕様変更に伴い、ダブルで相方のふくろだたきを受けてから隙無くバトンに繋ぐ使い方も可能。
追加効果のある攻撃技を採用しない場合も、トリックルームを戦術に組み込まない場合は消去法的にこれ。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果
[天の恵み]
備考
すてみタックル120(180)100反動1/3威力の高い一致技。
ずつき70(105)100怯み30%
[60%]
威力は低いが怯み率が高い。麻痺と合わせて。
のしかかり85(127)100麻痺30%
[60%]
攻撃しつつ麻痺を撒ける。
ちいさくなる状態の相手には必中・威力2倍。
じしん100100-鋼・岩に有効。
いわなだれ7590怯み30%
[60%]
ウルガモスフワライドヌケニン等に。無効のない怯み技。
ワイルドボルト90100反動1/4ギャラドスブルンゲルエアームドフワライド等に。
アクアテール9090-じしんと範囲が被っている。
しねんのずつき8090怯み20%
[40%]
ゲンガーや、潰しにくる格闘に。
かみつく60100怯み30%
[60%]
威力は低いが怯みでゴーストをゴリ押せる。
アイアンテール10075防御↓30%
[60%]
範囲は狭いが、とぐろをまけば優秀な技に。
ドラゴンダイブ10075怯み20%
[40%]
命中不安だが、ドラゴンに有効。
ちいさくなる状態の相手には必中・威力2倍。
のしかかりで対処不能なちいさくなるシャンデラにも。
がむしゃら-100-高耐久の相手も強引に削れる。
じたばた20~200
(30~300)
100-HP低下時には最高火力。
特殊技タイプ威力命中効果
[天の恵み]
備考
かえんほうしゃ90100火傷10%
[20%]
命中安定だが低威力。4倍ピンポイント。
だいもんじ11085火傷10%
[20%]
無補正C252でHハッサムを確1。
れいとうビーム90100凍り10%
[20%]
命中安定だが低威力。4倍ピンポイント。
ふぶき11070凍り10%
[20%]
威力を求めるなら。
10まんボルト90100麻痺10%
[20%]
ギャラドスに。威力不足。
かみなり11070麻痺30%
[60%]
威力を求めるなら。麻痺率も高い。
シャドーボール80100特防↓20%
[40%]
ゴーストに有効。特防低下を狙える。
たたりめ65/130100-へびにらみや他の技の追加効果での状態異常が狙いやすい。
エアスラッシュ7595怯み30%
[60%]
てんのめぐみとのコンボで6割で怯み。
変化技タイプ命中解説
へびにらみ100無効化されにくい優秀な麻痺技。怯みとの相性がいい。
あくび-積んでくる相手を流す。
ステルスロック-サポート用。あくびでの流しと相性がいい。
とぐろをまく-攻撃・防御・命中を強化。現環境で唯一バトンタッチと両立可能。
めいそう-特攻・特防を強化。
こうそくいどう-素早さを強化。
バトンタッチ-積み技を後続へ受け継ぐ。
はねやすめ-回復用。麻痺と相性がいい。
ねむる-カゴのみが必要になるが、状態異常にも強くなる。
ねごと-ねむると合わせて。
みがわり-麻痺と相性がいい。がむしゃら、じたばた用の調整に。
マジックコート-読みは難しいが、ちょうはつ等を跳ね返せる。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイアタックギガインパクト150(225)相手:S↓一致技。ダイマ解除後にまひるみに持っていければ美味しい。
すてみタックル140(210)
のしかかり130(195)
じたばた
がむしゃら
ずつき120(180)
ダイストリームアクアテール130天候:雨いわ
ダイサンダーワイルドボルト130場:EF
ダイアシッドどくづき90味方:C↑
ダイアースじしん130味方:D↑いわはがね
ダイジェットダブルウイング130味方:S↑
ダイサイコしねんのずつき130場:PF先制技を封じればひるみを狙いやすくなる。
ダイワームはいよるいちげき120相手:C↓
ダイロックいわなだれ130天候:砂嵐
がんせきふうじ110
ダイドラグーンドラゴンダイブ130相手:A↓
スケイルショット
ダイアークかみつく110相手:D↓
ダイスチルアイアンテール130味方:B↑
ジャイロボール
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン枯らしに。

特殊技

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイバーンだいもんじ140天候:晴れ
かえんほうしゃ130
ダイサンダーかみなり140場:EF
10まんボルト130
ダイソウゲンソーラービーム140場:GF
ダイアイスふぶき140天候:霰
れいとうビーム130
ダイジェットエアスラッシュ130味方:S↑
ダイサイコアシストパワー130場:PF
ダイロックげんしのちから110天候:砂嵐
ダイホロウシャドーボール130相手:B↓物理技は威力30のおどろかすのみ。
たたりめ120

型考察 [編集]

起点作り型 [編集]

特性 : びびり/てんのめぐみ/にげあし
性格 : ようき/わんぱく/いじっぱり
努力値 :耐久振りをベースにS調整
持ち物 : きあいのタスキ/ヨプのみ/オボンのみ/イバンのみ
優先技 : へびにらみ/がむしゃら/ステルスロック/あくび
選択技 : ずつきorのしかかり/かみつく/がんせきふうじ/こらえる/マジックコートなど

攻撃面は貧弱だが、優秀な搦め手が多く起点作りに長けている。
へびにらみによる麻痺撒きや、ステルスロック+あくびのコンボ、タスキがむしゃらによる後続突破のサポートなど役割に合わせて選択。
火力はないに等しいため優先技で完結してもよいが、起点化を回避する術に欠けるためちょうはつやみがわりにはめっぽう弱い。

また、サポート重視の技は殆どがてんのめぐみとのシナジーが無いため、特性は全く活かせない。
トレース対策のため基本はびびり、もしくはにげあしを推奨。
びびりの発動機会は8世代になって多少は増えている。

まひるみ型 [編集]

特性 : てんのめぐみ
性格 : ようき/わんぱく/いじっぱり
努力値 : S調整 残り耐久orA
持ち物 : たべのこし/カゴのみ
確定技 : へびにらみ/はねやすめ/ずつきorいわなだれ(両立可)
選択技 : しねんのずつき/かみつく

特性てんのめぐみをいかしたまひるみ型。

第七世代から麻痺が弱体化したので、ある程度のS調整が必須になった。
一方ででんじはの命中率も低下したため、トゲキッスのでんじはと比べてへびにらみの優位性は以前より強まった。
参考として最速だと麻痺したドラパルトと同速になる。

とぐろをまくバトン型 [編集]

特性:てんのめぐみ/びびり
性格:わんぱく/しんちょう/ようき など
努力値:S調整 残りHBD振り分け
持ち物:オボンのみ/混乱実/ヨプのみ/メンタルハーブ
確定技:とぐろをまく/バトンタッチ
攻撃技:のしかかりorずつき/いわなだれ
補助技:へびにらみ/あくび/はねやすめ/こうそくいどう

新たに習得したバトンタッチを使う型。現環境でとぐろをまくと両立できるのはノコッチだけ。
耐久確保のため、素早さ調整は麻痺した相手を基準にしてもよい。

【ダブル】てんのめぐみいわなだれ型 [編集]

特性:てんのめぐみ
性格:ゆうかん
努力値:A252 HBDで調整 S調整
持ち物:こだわりハチマキ/こうかくレンズ/たべのこし/とつげきチョッキ/カゴのみ
確定技:いわなだれ
選択物理技:かみつく/しねんのずつき/アイアンテール/のしかかり/じしん/アクアテール/ずつき
選択補助技:とぐろをまく/マジックコート/ねむる/がむしゃら

特性てんのめぐみをいかした全体怯み型。てんのめぐみ&いわなだれは他にはラッキーハピナスのみ。
全振り時にハピナスのほぼ倍の火力を出せる。また素早さも最も低くトリル下で先手を取りやすい。
物理・特殊耐久共にきせきラッキーに大きく劣る事に注意。


対ノコッチ [編集]

注意すべき点
てんのめぐみで怯み率が強化されたへびにらみ+ずつきで相手の行動を制限するまひるみコンボが有名。
高いHPのおかげで耐久力もそれなりにあり、高速回復技のはねやすめも完備。
対策方法
麻痺を完全無効に出来る電気タイプならまひるみを阻止できる。
鈍足な為、ちょうはつでコンボを封じることも容易。
ただしマジックコートには警戒する必要がある他、
補助技でなくのしかかりなどの追加効果でまひを狙ってくるケースもある点は注意。

外部リンク [編集]