ネクロズマ/ノート - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

ネクロズマ/ノート [編集]



議論・提案スペース [編集]

第8世代で使用できないウルトラネクロズマ、専用Z技関連の項目をこちらに移動します。
不要なら消してください。

通常ネクロズマについての運用についての考察も下の型考察欄にあります。

ネクロズマ [編集]

No.800 タイプ:エスパー
特性:プリズムアーマー(効果抜群の技で受けるダメージを3/4に軽減する。この効果は、特性を無視する技や特性の影響を受けない。)
体重:230.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)

・ウルトラネクロズマ
タイプ:エスパー/ドラゴン
特性:ブレインフォース(効果抜群の技で与えるダメージを1.25倍にする。)
体重:230.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
ネクロズマHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ネクロズマ971071011278979600プリズムアーマー
日食ネクロズマ9715712711310977680プリズムアーマー
月食ネクロズマ9711310915712777680プリズムアーマー
ウルトラネクロズマ971679716797129754ブレインフォース?

通常(エスパー)日食(エスパー/はがね)月食(エスパー/ゴースト)ウルトラ(エスパー/ドラゴン)
ばつぐん(4倍)------ゴースト/あく---
ばつぐん(2倍)むし/ゴースト/あくほのお/じめん/ゴースト/あく---こおり/むし/ゴースト
/ドラゴン/あく/フェアリー
いまひとつ(1/2)かくとう/エスパーノーマル/くさ/こおり/ひこう
/いわ/ドラゴン/はがね/フェアリー
どく/エスパーほのお/みず/でんき
/くさ/かくとう/エスパー
いまひとつ(1/4)---エスパー------
こうかなし---どくノーマル/かくとう---

第7世代の禁止伝説の一角。
USUMにてたそがれのたてがみ(日食ネクロズマ)・あかつきのつばさ(月食ネクロズマ)と呼ばれる合体形態を獲得。
そこからさらにウルトラバーストにより派生するフォルムチェンジ形態・ウルトラネクロズマを得て大幅強化された。
2種の合体形態は鈍足でそれぞれソルガレオルナアーラの相互互換たる性能、ウルトラネクロズマは754もの合計種族値を誇る強力な速攻アタッカーとして仕上がっている。
それぞれが個々に強力なのはもちろん、合体形態とウルトラネクロズマでは戦術が全く異なるため、複数の難しい択を迫ることが可能となった。
「フォルムチェンジの有無」「物理型or特殊型」「トリックルームによるS逆転」など型や展開の可能性が多岐にわたるため、対策が非常に困難である。

ウルトラネクロズマ [編集]

上記の日食・月食ネクロズマにウルトラネクロZを持たせると、Zワザコマンドの代わりに「ウルトラバースト」コマンドが出現する。
それを選んでから技を選択することで、ターンの始めにウルトラネクロズマにフォルムチェンジする仕様である。
フォルムチェンジ後は通常通りZワザコマンドが出現し、フォトンゲイザーをベースにてんこがすめつぼうのひかりが選択可能になる。
メガシンカと類似したシステムだが別物扱いであるため、他のメガシンカポケモン?との両立が可能である。

攻撃・特攻種族値がそれぞれ167、素早さも129と大きく強化され、鈍重な合体形態から一転、非常に攻撃的な速攻アタッカーに変化する。
特に素早さは禁止級伝説の中でも群を抜き、多くの相手に手痛い一撃を叩き込める。
中でもてんこがすめつぼうのひかりの威力は凄まじく、物理・特殊にスイッチすることを考えると等倍以上で耐えられるポケモンはほとんど存在しない。
タイプも変化してエスパー×ドラゴンになり、特に前述の日食とは耐性と弱点が入れ替わるような形になるため、一貫した弱点を突かれにくい。

しかし、りゅうせいぐんを覚えないこともあって火力はほとんど超技依存で、これを無効化する悪は非常に苦手。
ウルトラバースト前から弱点が一貫するために対策をとられやすい。
また、特性が変化し効果抜群のダメージが軽減されなくなる他、弱点が増えた上に防御・特防が下がってしまう。
一貫して痛いあくゴーストのみならず、ゼルネアスを始めとしたフェアリーに弱点を突かれたり、数の多いドラゴン技やその対策のこおり技でも役割破壊される。
また持ち物の自由が効かないのも弱点。この形態になるためにはウルトラネクロZ固定になるため当然他の道具は所持不可能。

ブレインフォース
相手の弱点を突いた時、その技の威力が更に1.25倍上昇する。
つまり、条件はたつじんのおび相当、倍率はいのちのたまとたつじんのおびの中間となる。
持ち物固定の問題をある程度解消しているが、発動条件や倍率を考えると過信は禁物。
タイプ一致技の抜群範囲が3タイプのみと狭く、特に禁止伝説想定だと発動対象が少ないのも懸念材料。

Zワザ考察 [編集]

Zワザ元にする技威力解説
てんこがすめつぼうのひかりフォトンゲイザー200(300)ウルトラネクロズマ専用でフォトンゲイザーと同一の仕様になっている。
物理依存ならゲンシカイオーガを、特殊依存ならゲンシグラードンをHP振りでもそれぞれ確定一発。ウルトラバースト直後は撃てない点だけ要注意。
サンシャインスマッシャーメテオドライブ200(300)日食専用。この技を使わずともゼルネアス自体は確1圏内なので崩し用の選択肢。
ムーンライトブラスターシャドーレイ200(300)月食専用。こちらも崩し用の選択肢だが、一貫性の高い霊技を非常に高い威力で撃てるのが月食の魅力なので優先的に採用したい。

専用技フォトンゲイザーについて [編集]

  • 自分のステータスが能力変化込みの数値攻撃>特攻の場合、判定は物理技となり、相手のリフレクター、カウンターが有効になる。
  • 自分のステータスが能力変化込みの数値特攻≧攻撃の場合、判定は特殊技となり、相手のひかりのかべ、ミラーコートが有効になる。
  • いずれの場合も、相手の特性の効果を無視してダメージ計算を行う。
  • やけど状態は、物理技になった場合にダメージが半減する効果はあるが、判定の変化には作用しない
  • 持ち物特性の効果は判定の変化には作用せず、物理技か特殊技かが決定した後にそれらの効果が上乗せされる
  • ウルトラネクロZにより、同様の効果を持つ専用Zワザてんこがすめつぼうのひかりターン始めにウルトラネクロズマだった時のみ使用できる。

型考察 [編集]

通常ネクロズマ [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

性格:ひかえめ
努力値:HC252 をベースにS調整
持ち物:こだわりメガネ/いのちのたま/オボンのみ/各種Zクリスタル
確定技:フォトンゲイザー
選択技:ねっぷう/だいちのちから/プリズムレーザー/サイコショック/あくのはどう/パワージェム/あさのひざし/ステルスロック

スタンダードな特殊アタッカー型。
素早さはあまり高くないので役割に応じて調整。
耐久は高くHPが少し低めなので、HPに努力値を振ると特性もあってある程度耐えられる。

物理アタッカー型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/オボンのみ/各種Zクリスタル
確定技:フォトンゲイザー/つるぎのまい
選択技:じしん/ストーンエッジorいわなだれ/げきりん/ねっぷう/あさのひざし/みがわり

つるぎのまいを覚える為、物理型ミュウ・各種フォルムネクロズマ以外のエスパーとは差別化は難しくない。しねんのずつきは覚えないので、超技はフォトンゲイザー一択。

特性込みで積む隙もなかなかあるので、積極的に積んでいきたいが、通常ネクロズマ自体禁伝では力不足なので、劣化であることを気にしない方が活躍するかもしれない。

【USUM】ウルトラネクロズマ [編集]

基本アタッカー型 [編集]

性格:ようき/おくびょう/むじゃき/いじっぱり/ひかえめ
努力値:A252orC252 S252 もしくは耐久調整残りACS(積み技採用時)
持ち物:ウルトラネクロZ(固定)
確定技:フォトンゲイザー
優先技:メテオドライブ(日食)orシャドーレイ(月食)
選択物理技:げきりん/じしん/ストーンエッジorいわなだれ
選択特殊技:りゅうのはどう/ラスターカノン(日食)/だいちのちから/ねっぷう/あくのはどう(日食)/プリズムレーザー
選択補助技:あさのひざしorつきのひかり/つるぎのまい/めいそう/みがわり

種族値に沿った高速アタッカー型。
専用Zワザはタイプ相性を生かさない限りほぼ受けることが出来ないため非常に強力。受けられても半減ならゴリ押せる可能性がある。
ドラゴン技はタイプ一致である事と相手の禁伝ドラゴン相手に通るため採用したい所だが、先述の通り特性との相性は悪く、また2ターン目以降ならZ技で問答無用で貫通できるケースが多いためあくまで選択肢の一つ。一応無補正無振りでもりゅうのはどうでH4メガレックウザが丁度確定一発。

形態考察で書いたように日食との補完に優れており、特に日食側が伝説戦で飛んできやすいドラゴン・フェアリーに耐性を持つのが大きなポイント。
これらを受けて流しつつ日食に有利なポケモンを出された際にはウルトラバーストし隙なく立ち回れる。
例えば対レックウザならガリョウテンセイを受けて耐久が下がった状態をウルトラで撃破という流れが可能。
ゼルネアスに対しては積まれていると受け出しは厳しいが積まれていなければ無振りでもムーンフォースで3発以上かかるので出されたのを見てからジオコントロールに合わせて受け出しで対処可能。
なおかつこちらのメテオドライブで確1。ダブルだとここでまもるとの読み合いになるので上手く制したい。

火傷で日食ウルトラ共に機能停止するので特殊型もあり。
日食時のメインウェポンとしてはラスターカノンを採用でき、ウルトラならりゅうのはどうが使いやすくなる。
もちろん特性無視の効果重視でメテオドライブを採用するのもあり。ミミッキュ程度なら無補正無振りでも確1で落とせる。
専用Zワザでゲンシグラードンを意表をついて落とせるのも利点。
ただし、日食時であってもラスターカノン・メテオドライブともにゼルネアスを確1に出来なくなってしまうのは悩み所。

月食の利点はダブルバトルにおける先発時でねこだましが効かない、弱点の数が少ない、素でも特殊技の威力が高い、一貫性の高いシャドーレイが使える等か。
耐性の数が少なく特にサイクルが回しにくかったりと工夫が必要だが日食経由、及びメガメタグロスに対するメタ性能は凄まじく、また必然的に特殊になる関係上ゲンシグラードンにも強く、りゅうのはどうで確実にメガレックウザ、メガボーマンダも葬れる特有の強みを持つ。

GSルールならばゲンシカイオーガと組むと互いの補完をし合えるので良好。ゲンシグラードンはカイオーガで抑えつつネクロズマでゼルネアスに圧力をかけれたり、逆にカイオーガの苦手なメガレックウザ、キュレム、不利ではないものの有利とも言い難いメガボーマンダはネクロズマが日食、ウルトラの両形態を駆使して有利な読み合いに持ち込める。


対ネクロズマ [編集]

注意すべき点
かたやぶり無効なプリズムアーマーで、弱点を突いても数値以上の耐久を持つ。
フォルムチェンジによって物理、特殊の両方で高い火力を手に入れた。専用技フォトンゲイザーで数値受けを許さず、かたやぶり効果もあるためミミッキュなど特性に頼った対策は通用しない。
ウルトラネクロズマに変身すると高速高火力アタッカーに。特に専用Zワザは超性能。
かつタイプ相性を変える利点もあるので安易に弱点は付きにくい。
対策方法
すべてのタイプにおいてあくゴーストが弱点。
イベルタルなら非常に有利。体力の高さも相まって、タイマンではイベルタルを確1にできる方法はほぼ無い。なおかつイベルタル側はイカサマ、ふいうち、あくのはどうのいずれもよく刺さる。
物理耐久が高く特殊もそこそこ受けられるブラッキーバルジーナも有効。イカサマでA252日食が確2、下降補正A0月食も確2、A252ウルトラは確1、下降補正A0なら確2と強く出られる。
対面前提ならルナアーラも有効。シャドーレイは受けきれずかつファントムガードのお陰で相手のシャドーレイも怖くない。ただしトリル下では月食相手にZ技で貫通される恐れがあるので要注意。
以下、フォルムごとに対策を示す。
ウルトラ
フォルムチェンジによってタイプを変えることができるので炎技、水技、電気技を撃ちにくい。
日食経由なら専用Zワザを半減できる高耐久ポケモン(クレセリアなど)で受けられる。
耐久は低くなるので、きあいのタスキや先制技を使いたい。

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