サメハダー - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

サメハダー [編集]

No.319 タイプ:みず/あく
通常特性:さめはだ(接触攻撃を受けると最大HPの1/8ダメージを与える)
隠れ特性:かそく(毎ターン素早さが1段階上がる)
体重  :88.8kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
水・悪HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
サメハダー7012040954095460さめはだ/かそく
シザリガー6312085905555468かいりきバサミ/シェルアーマー/てきおうりょく

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ/かくとう/むし/フェアリー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/ゴースト/あく/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなしエスパー

第三世代出身のみず×あく複合。今作での同複合はシザリガーのみ。
種族値合計は高くないが、攻撃面に割り切った配分をしており、アタッカーとしての適性がある。
かそくや意外と広めな技範囲との相性も良いが、当然耐久面は紙同然。
ちょっと火力が高めの相手では半減でも落とされかねないレベル。
また、技威力が全体的に控えめで、火力をあげる特性も持たないので、紙耐久と相まって打ち合いになると押し負けることが多い。

第八世代ではメガシンカを喪失。火力・耐久の双方で痛手を負っている。
また、ダイマックスはまもるを貫通。天候パの増加でタスキを潰されやすい点も逆風気味。
特にダイマックス相手はみちづれも無効、ならばと自らダイマックスしてもなお耐久は低い。
ダイストリーム、ダイアークと一致技は双方攻撃性能を高めてくれるので相性は良いのだが、
基本的にリスクが高く、第八世代における仕様変更とは少々相性が悪いか。

また、高速ポケモンとして新たにレジエレキドラパルトカマスジョーが登場。
ドラパルトまでは相手が最速、こちらが準速でもかそく1回で抜けるが、
レジエレキは最速+かそく1回でも、相手が準速以上だと追い抜けない。
サンダープリズンを搭載していなければタスキ+返しのじしん>アクアジェットで倒せるが要注意。



特性考察 [編集]

さめはだ
直接攻撃を受けるとスリップダメージを与える。
悪い特性ではないが、高速紙耐久アタッカーのサメハダーとは相性が悪い。
隠れ特性であるかそくが優秀なのもあり、基本的に候補外。
かそく
言わずと知れた強特性。基本的にはこれ。
紙耐久なので発動機会を増やすにはまもるやこらえる、タスキによる行動数の増加が必要。
当然、かそくを逆効果にしてしまうトリックルームには注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。少しでも火力がほしいなら。
試行回数を稼げるような耐久はないため追加効果はおまけ。
たきのぼり80(120)100怯み20%タイプ一致技。かそくと怯みの相性は非常に良い。
アクアジェット40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。タスキ潰しに。
クイックターン60(90)100自身交代タイプ一致技。みず版とんぼがえり。不利対面から逃げるときに。
かみくだく80(120)100防御↓20%タイプ一致技。安定火力。追加効果はアクアブレイクと同様。
こおりのキバ6595凍り10%
怯み10%
対草・ドラゴン。相性補完は優秀だが少々威力不足気味。
ゆきなだれ60/120100優先度-4被弾で威力2倍。
ほえるが過去作限定となったため唯一の後攻技。みちづれとのコンボ用。
じしん100100-対電気・毒・鋼。安定のサブウエポン。
インファイト120100防御・特防↓対無・氷・悪・鋼。元々紙耐久なのでデメリットはほぼ無意味。
どくづき80100毒30%対草・フェアリー。メガシンカを失ったので毒技が欲しければこちらで。
サイコファング85100壁破壊対格闘・毒。壁破壊の追加効果も優秀。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ハイドロポンプ110(165)80-タイプ一致技。高威力・命中不安。
なみのり90(135)100-タイプ一致技。中威力・命中安定。
あくのはどう80(120)100怯み20%タイプ一致技。かそくと合わせて怯みを狙える。
れいとうビーム90100凍り10%対草・ドラゴン。水定番のサブウェポン。
ふぶき11070凍り10%命中不安だが高火力。霰と合わせると必中だがタスキは潰れる。
変化技タイプ命中解説
まもる-かそくの発動に。ダイマックス技に注意。
こらえる-かそくの発動に。ダイマックスに強いが通常技に対する性能はまもるに劣る。
みちづれ-苦手なアタッカーを道連れに。連発すると必ず失敗する。
みがわり-補助技対策や、かそくの発動に。音技や連続技に注意。
ちょうはつ100補助技対策。自身の天敵であるトリックルーム対策に。みちづれと相性が良い。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイストリームハイドロポンプ140(210)天候:雨一致技。雨で2発目から威力1.5倍。
なみのり130(195)
アクアブレイク
たきのぼり
クイックターン110(165)
アクアジェット90(135)
ダイアークあくのはどう130(195)相手:D↓一致技。特殊型なら追加効果も強力。
かみくだく
ダイアイスふぶき140天候:霰みず技との補完が良好。
ダイストリームの雨を上書きしてしまうのが痛い。
れいとうビーム130
こおりのキバ120物理技を元にするとやや威力が物足りない。
ゆきなだれ110
ダイナックルインファイト95味方:A↑4倍狙いで。また、サメハダーミラーやサザンドラにも。
相手に負担を与えながら火力を上げることができる。
ダイアシッドどくづき90味方:C↑くさフェアリー。威力が低く、追加効果もシングルではほぼ意味がない。
ダイアースじしん130味方:D↑はがねどくでんき。範囲が水技と被りがち。
最低2回は使用しないと追加効果の恩恵は得にくい。
ダイサイコサイコファング130場:PFどくドヒドイデジャラランガに。
アクアジェットを阻害してしまうので注意。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターンを枯れさせたい場合などに。
かそくのターン稼ぎにも。
+  採用率の低い技

型考察 [編集]

かそくアタッカー型 [編集]

特性:かそく
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま

かそくで素早さを上げつつ上から叩くサメハダーの基本型。
1段階上昇後の素早さは最速で241、準速で220(最速アギルダー+4)
豊富なサブウェポンを持つため対面性能に優れ、先攻みちづれによる役割破壊も狙える器用さが売り。

持ち物は行動回数が確保できるきあいのタスキが基本、みちづれとの相性もよい。
それ以外は火力を全体的に補強するいのちのたまが候補。

ダイマックスを考慮しない場合、攻撃の方が高いが技威力の関係で最大火力は特殊>物理。
耐久が紙なので性格補正による耐久低下のデメリットも少なく、両刀含め様々な構成の型が考えられる。

物理ベース [編集]

努力値:AS252 D4(ダウンロード対策)
性格:いじっぱり/さみしがり/ようき/むじゃき
確定技:たきのぼりorアクアブレイク/かみくだく
優先技:インファイト/みちづれ/まもるor みがわり
攻撃技:こおりのキバorれいとうビームorゆきなだれ/じしん/どくづき/サイコファング/アクアジェット/クイックターン

特殊型に比べた利点は一致悪技・インファイト・じしんの火力。
一方でおにびやいかくの影響を受ける点に注意が必要。
みちづれがあるとはいえ読まれやすく、ダイマックスに無効なので起点回避性能は万全とは言い難い。

クイックターンは苦手な相手から逃げられるがかそく及び、自身の繰り出し性能の低さにマッチしていない。
基本的にはサブウェポンで範囲を広げるか、タスキ対策のアクアジェットのほうが無難。

基本的には先発での荒らし役としての運用がメインだが、技の一貫が取れている状況であればダイマックスも考慮して良い。
無振りドラパルト程度ならいのちのたまダイアークでDM貫通で確1であり、火力に関しては比類ない。
逆に耐久はDMでもA特化霊獣ランドロスのダイアース(じしん)で乱数1発なので、タスキが潰れた状況で一発耐えれればラッキーという程度。

特殊ベース [編集]

努力値:CS252 D4(ダウンロード対策)
性格:ひかえめ/おっとり/おくびょう/むじゃき
確定技:ハイドロポンプorなみのり/あくのはどう
優先技:れいとうビームorゆきなだれ/みちづれ/まもるorみがわり
攻撃技:じしん/どくづき/サイコファング/アクアジェット/クイックターン

物理型に比べ非ダイマックス時の水技・氷技の火力に優れる点。
いかく・火傷に強くダイアークの追加効果との相性も良い点が魅力。

ダイマックス時に氷技を使うと霰で自身のタスキが潰れる点に要注意。
物理型にも言えることだが、こちらはれいとうビームを積極採用できる都合なおさら影響を受けやすい。


対サメハダー [編集]

注意すべき点
かそくにより抜き性能が高く、両刀気質のため型が読みづらい。
一致技の範囲も広く、共に半減以下の水/フェアリーやサザンドラもサブウェポンで弱点を突かれる。
耐久は低めだが、タスキやみちづれを持っていることも多く迂闊に攻撃できない。
対策方法
かそくで素早さは上がるが、攻撃力を上げる積み技は覚えない。
まもる読みで交代やみがわりが決まれば圧倒的なアドバンテージを取れるが、クイックターンには注意。
タスキ潰しには先制技や連続技が有効。

外部リンク [編集]